2012/01/20

雑記:街を歩くということ

街を歩く

人の中を

景色の中を

道を決めず歩くから

そこがどこか分からなくなっても

迷ったわけじゃない

目に入るものを感じるまま取り入れて

気が付いたら何も考えなくなっていたり

暇つぶしでもあり

大切な行為でもある

何ものにも縛られない時間

多くの人が出入りする駅の入り口

誰を待つわけでもなく立ってみると

自分の時間だけ止まって

それ以外の世界だけが動いている感覚がする

寂しい けれど どこか満ち足りた気分

皆社会で出払ってしまった住宅街
撮影のためだけにこしらえられた街を行くような

たまに人と出会うと現実に引き戻されたりして

運動にもなり 頭の中もすっきりとするときもある それが街歩き










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