ビューリホースカイ
ココはどこでもない世界
ココロノナカ
だいたい一緒でもいつもちょっと違う
キツネより嘘つきな
タヌキより化かす動物
ニンゲンばかりのほっほっほ
陽は昇ったままでも
月が訪れる
時間は進んだり止まったり
ほっほっほ
ほっほっほ
電気を消してお休みなさい
詩人ラエル・スーンの不定期更新ブログです。
ビューリホースカイ
ココはどこでもない世界
ココロノナカ
だいたい一緒でもいつもちょっと違う
キツネより嘘つきな
タヌキより化かす動物
ニンゲンばかりのほっほっほ
陽は昇ったままでも
月が訪れる
時間は進んだり止まったり
ほっほっほ
ほっほっほ
電気を消してお休みなさい
捨てたもの
多くのものを捨ててきた
繋がりや
大事であるべきものまで
理由は全て
言い訳を超えることはない
ふと
くらい くらい 奥から
思い出したくないものが
僕を見ていることがある
目を閉じても
僕を見ている気配は消えない
捨てたくはなかった
そう言い放っても
どうにもならない
どうにもならないものを
どうすることができるというのか
だから忘れようとしたというのに
忘れていた涙も出る
嗚咽だって
漏れる
そのたびに
『ああ まだ僕は人間なんだ』って安堵もする
捨てたものが
出てくる間はまだ
人間でいられるんだって
春夏秋冬が言葉だけになる可能性も出てきた
最近の気象の異常
今まであるものが
これからもある保証なんてないって
当たり前ながら思った
UFOとか
今までいるわけないよって言ってたものが
いるかもしれないってのはまた
別の話
さあ
目の前の現実に戻ってみると
寒い冬でございました
明日が明日迎えられるかわからないこそ
今日も頑張るのです
ドアを開けたら
明るかった
うれしい
涼しかった
うれしい
裏切られた記憶は
決して消えないけれど
小さな子供の
笑い声が聞こえて
楽しそう
年配の女性が3人で
道路沿で旅の本を開いていて
楽しそう
何度も悔しい場面が
繰り返し浮かんでくるけれど
それとこれは別
別だから
今は私も
笑顔で歩く
少しでも
嫌なことに遭いたくない
そんな時には
セキュリティアワー
何もしないことすらリスクに感じる
外に出ると交通事故
家にいたら地震で潰される
ありえないと思うことから
事故被害の可能性が始まる
さあ
いろんな可能性を考えて
怯えよう!
セキュリティアワー
信じている人こそ裏切る
常に誰かが自分の個人情報を狙っている
大きな組織が
いつも監視している
安心した時こそ貶めるチャンスだと
セキュリティアワー
終わったら
今生きている奇跡を胸に
ゆっくり眠るといい
今日も何も
起こりませんでした
清々しい朝
いい天気
今日はいつもより涼しい
今日は 何人死ぬのかな
病気や
戦争
不遇な事故
老衰
人類は一体
絶滅までに延べ何人が
死を迎えるのだろう
歯を磨きながら考えた
それぞれが『死』についての考えに
落とし所を持って生きている
だって
そうでないと
発狂してしまうだろうから
人は必ず死ぬ
現時点は
そうだ
産まれて
死んでと
命を繋ぎながら
種として未来へ向かっている
蟻やネズミ達と
この時代を並走しながら
遠くから鳥の鳴き声が聞こえる
あの鳥も死ぬ
そう考えたら
いつもと違う聞こえ方がした
さあ
今日はどこに出かけよう
この瞬間
誰かが死んでいるとしても
私は
私の人生を生きなければ
キラキラ光るお星様
星の光も届かぬ闇で
今日もただ生をつなぐだけの人々がいる
人生を悔やみ
社会を恨み
他人を妬む
朝日が降り注いでも
心の闇は照らされない
ただただ闇
ひたすらの病み
笹の葉がいくらさらさらしようとも
のきばに揺れてしまうよ
お星さまきらきら
金銀はどこ?
ごしきの短冊
わたしは老いた
お星様がただただ
死にゆくわたしを見てる