2012/01/01

祈り折々

あなたを愛したこと全てが

苦しみに変わることになることを

僕はどうして知らなかったのでしょう

こんなにも楽しかった思い出が

胸をきりきり きりきりと痛ませる


何もかもがうまくいっていた

間違いなく それは幸せだった

今になっては

落とされる高さが 増えていっただけだったのに

どこまでも登っていけると きっとあなたも思っていたはず

いつから僕らは 道を違えてしまったのでしょう

もう 知ることはできない 知る意味もないことだけれど


もし祈ることで

この苦しみが和らぐのなら 僕は祈るでしょう

でも祈ることで

あなたとの全てを忘れてしまうのなら 僕は祈らないでしょう

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