どこにいても
何をしていても
心の中のじわりと体中に広がっていくような
恋の終わりの悲しみは 僕の意識から消えることは無い
胸に手を突っ込んで
引きずり出せたら どんなに楽だろうって思う
僕
それまでの幸せと それからの不幸を天秤にかけ
抜け出せない恋の残跡に
冬に向かう季節を重ねながら
まるで 大切に傷ついていくような
感傷が溢れる海の中を泳いでいる
息継ぎがいつか途切れてしまって
沈むのか 浮かんだままなのかって無駄な想像をする
月明かりも無い 真っ暗な海
進んでいるのか その場でもがいているのか
考えられないほど 真っ暗な海で
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