心の傷を 体の傷に例えるなら
今の僕は 体中深い傷が出来ていても なぜか血が出ていない
いつ血が噴き出して死んでもおかしくない かといって治る見込みも無い
訪れる死を 怯えながら待っている状態
人を愛することは 確かに素晴らしい
けれど
それが叶わなかったときの反動は
深く愛していているほど深い
大丈夫だと 平気だと 言い聞かせていても
いつか血は噴き出し地を染める
僕はただ 呆然と
他人事のように 現在を眺めている
例えば
砂漠の真っ只中に放り込まれた瞬間の蛙のように
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