詩人 ラエル・スーン 心の灯火
詩人ラエル・スーンの不定期更新ブログです。
2013/04/24
エントロピーも罰も増大し続ける
計量や保存上の利便性のために四角に切られたチーズ
熱に溶けてしまったあとでは
その成形は意味を失う
意味をもつ境界線が存在する事実
必要かどうか
個々によって曖昧に引かれるそれも
必要かどうかの裁判にかけられる
人間は文明や文化を産み
多くの悩みを増やした
目先だけにとらわれた罪によって科せられた罰は
次の世代以降に残された
まるで呪いのように
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