2013/04/09

行き着くはて

たくさんのひとが降りた電車に

また多くの人が乗り込んでいく

扉が閉まり動き出した

冷たい色褪せたプラスチックの椅子に座り

乗り遅れたひとを眺めていた


次の電車が来るころには

いつのまにか列ができていて

また多くの人を連れていく


どこに行けるっていうんだろう

そんなことを考えていると

次の電車が口を開けていた






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