2013/04/05

もぐらの祈り

心をさらけ出している時の
無防備過ぎる状態で
何度深い傷を負ったことだろう

多くは自分自身に問題があった
それは分かっているんだけれど

まるで
光を求めるもぐらが
土から這い出て
太陽の光で自らの目を焼くよう

愚かな行動
醜い姿

でも
もし降り注いでいたものが
柔らかな月の光だったなら
そのもぐらは幸せになれただろうか?

もう一度土をかきわけ
地上を目指すとき

月の光に照らされますように


あなたの笑顔は透き通るようで
声は心地よく耳に入ってくる
優しさは心に染み込んでくるよう

地中で祈る
明日目にする光を想いながら

どうかあなたは
月であってくれますように

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