冬特有の乾いた空気を
太陽の光が通り抜けて
僕らは照らされている
僕らだけのテラスで
帰り道
ゆっくりとしかもう歩けない老婆を
四人の自転車に乗った小学生が追い抜かしていく
言葉にならない思いが
どうしても言葉にできないまま残留する
人生
それぞれの人生がこの世界で
重なったり
重ならなかったりする
僕らはそんななか出会い
重なった
これからの人生に
真っ白な未来に
確証のないラインを引いていこう
それを辿れなかったとしても
結局は楽しめそうな気がするから
僕ら特有の空気を
きっと
太陽の光は通り抜けるんだろう
ずっと
0 件のコメント:
コメントを投稿