2012/12/03

目が覚めれば

覚めてはいけない

夢が覚めようとしている

どこかでそれが現実だって言い聞かせていたんだ


本当の夢のように

画像の外から見ていた自分が

覚めないでって祈っていたのに

希望という夢はもう

あなたとの非現実な関わりはもう

心のなかで終わりつつある


これからはどうやって

あなたと決別すればいいかを考えている

いつものように笑いながら

いつもとは違う現実を迎え入れようとする


独りぼっちという現実に戻るのはつらい

覚めて欲しくなかった夢をいつか

懐かしい想い出にできるだろうかなんて

覚めきっていないうちに思える自分に

ほんの少し笑った

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