ビールを飲み
ほろほろと ほろ酔いになりながらも
ぼくは冷静に あなたのことを考えている
ほったからされた連絡
たったそれだけのことなのに どれだけ待っていたかを伝えようと
政治家でもやらないような 質問想定状を頭に作り上げている
逃げ場の無い嫌味 絶句するほどの切り替えしを用意しつつ
その後の慰めも 六つほど考える
口もきかない喧嘩になったらどうしようとか
ぼーっとしながら口にくわえていた
チョコの部分が無くなったポッキーに止めを刺して
ああもう馬鹿らしいって寝てしまう
どうせ オンエアーでは
かかってきた電話の
『ごめんねぇ』って甘い言葉に溶かされて
『なにが?』って何も気にしていないような振りをするんだから
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