よく話し よく笑った今日が終わる
おやすみ といって眠る昨日も今日も明日も繋がった幸せの日々
僕らが生まれる前からも続いていたような
僕らが死んでしまっても続いていくような
何だろう 今では信じられないくらいの幸福感
例えるなら 見渡す限り頂上の山
僕らは確かに そこにいた
この世に永遠は無いように
残酷な現実が訪れた
無限の恋は 存在しなかったんだって気付かされる
日に日に冷めていく二人
別れを切り出したのは君だけど
繋ぎ止めることなく 頷いた僕は 何も責めることは出来ない
分かっていた終局 それがいつ起きるかどうかだったのだから
よく話し よく笑った二人が終わる
さよなら といって切れる昨日も今日も明日も繋がった白けた日々
僕らが付き合うことで感じたものは全て
僕らが別れることで感じたものが全て
何だろう 昔は考えられなかった暗い倦怠感
例えるなら 見渡す限り闇の谷底
僕らは確かに ここに来た
ただ 今は眠っていたい
おやすみ と独りつぶやいた
0 件のコメント:
コメントを投稿