2011/12/23

ポケットの中に

布団から出てすぐ凍えてしまう季節

いつまでも寝ていたい気持ちを 大きめな目覚ましで押しつぶす

やりたいことをやると やりたいことが出来なくなってしまう社会

僕らはいくつもの束縛と その中から見つける自由とで生きている


うかんでいる雲を見ても もう

羨ましいなんて 思わなくなった


かりかりした空気の中のデスクワーク

主にその空気を作るのは気の短い僕

何本ペンをへし折っただろう

後輩にも無駄に怒鳴ったりもする時もある 小さな自分

これじゃいけないって いつも思ってはいるんだ



疲れて いらいらしたときのチョコレート

君は正に それ

その瞬間 ほっとできて

その間だけ 僕は僕に戻れる気がする

どうでもいい会話で笑いあえる

それが 何よりも大切で 意味のあること


笑わないでほしい

本当に自分でも馬鹿げてるって思うんだけど

君がいつも僕のポケットに入っていてくれたらって たまに思うんだ

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