2013/03/01

鳥の彫刻を見上げる僕という世界の縮図

真っ白な世界

平面にひとつの出っぱり

細い円柱のうえに鳥の彫刻

見上げる度に違う姿のそれは

今にも飛び立ちそうな姿

きっと見ていないうちにどこかへ行って

どこからか別の鳥がとまるのだろう

見上げる僕も

きっと何人めかの僕で

世界はこうして続いている

意味なんて置き去りにしたまま


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