2012/04/20

窓から見える山と太陽

二階の窓から見える遠くの山

あそこをめがけて 太陽はいつも降りてくる

いつか燃えてしまわないかと

オレンジ寄りの赤に染まる 夕焼けをみては思っていた


そんなこと全部 君に伝えると

うっすらと笑って 目線はあの山へ

夕焼けなんかより 君の横顔は何倍もきれいだった


どうして僕は 失ってしまったんだろう

君を その横顔を

愛しすぎた僕という太陽は

君という山を燃やしてしまったのか


答えは返ってこない


夕焼けよりもきれいな君が去ったあと

僕という太陽は沈みこみ

いつまでも続く夜が訪れた

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