2011/10/10

あなたが

あなたが大好きで

ふとしたことでも それをあなたに関連付けてしまう

まるで世界中にあなたを思い出すスイッチが

ばら撒かれているよう

そのたびに あなたと会いたくなる 話したくなるけれど

その勇気は ない

近づけば 近づくほど

離れていってしまいそうで

遠くから眺めるだけ

決して そのままでいいとは思っていないのだけれど

あなたはまるで

ショーケースに飾られた 手の届かない存在

ガラスを張ったのは 僕

今日も痛む胸を押さえ

明日を迎える







































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