何かにつけ
くだらないとか
無意味とか言う人の
狭い心の視界に同情と侮蔑を覚える
世界はこんなにも変化に富んで
何色もの感動に満ち溢れているというのに
どうして少しでも自分を
世界に解き放たないのかと
自分の殻に篭って
丸まったままぶつぶつと文句を垂れる
貴方のこれからの人生に
皮肉なワインで乾杯を
どんな光も通さない
闇に限りなく近い赤ワイン
渋みからくる恍惚感
どこかずれたリズム
伝わらない言葉
土の味は
血の鉄の味にも似て
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