2012/08/20

独白

わたしのなかの

ゲーテやリルケやヘッセがいくら首を傾げても

表現の型はわたしの幅でしか広がるわけでなく

 『わたし』 の詞でしかあらわすことはできません

どこかにいるような 無理矢理な韻で世界を狭めるような真似も

定型にその魂を合わせて使いたくもない言葉をはめ込むような

そんなひとにもなりたくありません

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