気分が乗らないとか
運が悪かったとか
なになにが 何々だったとか
言い訳の海の中
溺れる程の海水
寄せては返す繰り返し
照りつける太陽の下
パラソルを刺した砂浜から
その哀れな海を眺める
本当に大事なことは
この海の何処を探したって
見つかりはしない
分かってる?
分かってるけどってまた
何かが帰ってくる
わざとでも
無意識でも
この水平線に辟易
ねえ
私はただ
心と心で会話をしたいだけ
大事なものはきっと
この海にはない
何を
間違ったのだろう
この海に
何を
見てしまったのだろう
次の夏
この海には
私の姿はないでしょう
きっと
気分が乗らなかったり
運が悪かったり
なになにが何々でしょうから
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