だいたい
ふと足を止めて
何かを考えるときにくらいしか
悲しい気持ちは湧いてこないから
足を止めなければいいのかなって
でも
それもなんか
逃げているようだって
気がつけば何かを考えふけっている
みかん
皮をむいて
別に食べたくなかったのにって
我に返る
そんな風に
古い歌をきいて
沁みるような
染み込むような気分になる時
昔が少し思い出せたりして
ふと
我に返る時
人間の記憶って不思議だなと
無駄に感慨
無理に太陽を見てみたって
眩しい光が
網膜に残るだけ
別に明るいものを見たからって
どうなるわけでもないのにって
網膜の光に少し苛つきをみせる
そんな風に
無駄が無駄を呼んで
少し時間を費やして
ぼくと
地球は回っている
太陽の周りを
宇宙のどこかの区域で
川のせせらぎや
森の葉の囁きの
まったく反対のところで
足を止めて
僕は感慨
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