2015/04/08

悲しみにくれる 人の隣で呟く言葉

忘れる と言うよりは
思い出している ことを別の事を思うことで中断している状態

悲しみ は
いつもそうやって

思い出す ことが少なくなっていくことで
きっと 忘れていく と感じられるのだろう


四季は巡ることで
我々に認識され続けるのであって

巡らない 出来事はいつか
思い出されずに 脳の奥底へ


流れ続ける川も
次に流れる水があるから 川でいられるのであって

流れ落ちる涙は
いつか 止まるものだから

これは慰めではなくて
早くそうなってほしいという 呟き

今は 悲しんでいていいと思う

隣にいる僕は
気にしなくていい

気にすることで
悲しみの割合は きっと減ると思うのだけれど

なんて言っていいか分からないから
呟いているだけ


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