納豆が嫌い
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『なにそれ』って
不機嫌だったあなたが笑った
葉っぱと葉っぱの間から
光が差し込んでくる 公園でのひととき
あなたの笑顔
まるで頭上の木がすべてなくなって
たまっていた光が全部落ちてきたみたいに輝いた
どうにかして仲直りしたいぼくは
ほんとうに ほっとして
『ごめんね』って謝った
『いつもずるいんだから』って許された
春菊が嫌い
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『もういいから』って
あなたはぼくの口を塞いだ
僕の唇が
あなたの笑っている唇を
感じた
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