また君は風邪を引いて
僕の予定は真っ白になった
嘘じゃないって思ってるのに
ついきつい言葉をつかったりして
駄目だなこんなんじゃ
昨日の天気とはうって変わって 朝からずっと雨が続いている
外にも ぼくの中にも
空に広がる厚い雲
君の言葉を遮った
ぼくはただ
思った通りにいかず拗ねている子供
わかっているからこそ わかりたくない
帰りついたポストに君からの荷物
欲しがっていた携帯ケース
嬉しさと情けなさと申し訳なさがいっぺんに襲ってきた
ぼくはなんてバカなんだろう
喉が悪いってきいてたから
お礼はメール
慌てて打った 『ごめんね、ありがとう』
雲を君の優しさが打ち破り ぼくに届いた
ただ君は 優しく許してくれる ぼくを照らしてくれる
何もしてやれない自分が悔しいのに
なんでこんなに穏やかな気持ちなんだろう
幸せって こういうことなんだな
昨日の天気とはうって変わって 朝からずっと雨が続いているけれど
ぼくの心は 快晴
2012/06/25
2012/06/19
きれいな石を積み上げて
きれいな石を積み上げた
積んでいくほどに揺れだして
いつしか倒れてばらばらに
そう
あなたとわたしの恋はこんなふうに
積み上げすぎて倒れちゃったのかな
もう
倒れた後に残った石は
きれいな色じゃなくなっちゃった
たくさん たくさん
あの青い空の向こうまで
この幸せを積み上げていきたかったんだけどなあ
積んでいくほどに揺れだして
いつしか倒れてばらばらに
そう
あなたとわたしの恋はこんなふうに
積み上げすぎて倒れちゃったのかな
もう
倒れた後に残った石は
きれいな色じゃなくなっちゃった
たくさん たくさん
あの青い空の向こうまで
この幸せを積み上げていきたかったんだけどなあ
2012/06/17
食べ物では言い表せない あなたの唇
納豆が嫌い
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『なにそれ』って
不機嫌だったあなたが笑った
葉っぱと葉っぱの間から
光が差し込んでくる 公園でのひととき
あなたの笑顔
まるで頭上の木がすべてなくなって
たまっていた光が全部落ちてきたみたいに輝いた
どうにかして仲直りしたいぼくは
ほんとうに ほっとして
『ごめんね』って謝った
『いつもずるいんだから』って許された
春菊が嫌い
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『もういいから』って
あなたはぼくの口を塞いだ
僕の唇が
あなたの笑っている唇を
感じた
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『なにそれ』って
不機嫌だったあなたが笑った
葉っぱと葉っぱの間から
光が差し込んでくる 公園でのひととき
あなたの笑顔
まるで頭上の木がすべてなくなって
たまっていた光が全部落ちてきたみたいに輝いた
どうにかして仲直りしたいぼくは
ほんとうに ほっとして
『ごめんね』って謝った
『いつもずるいんだから』って許された
春菊が嫌い
あなたが好き
今いえること
間違いなくいえること
『もういいから』って
あなたはぼくの口を塞いだ
僕の唇が
あなたの笑っている唇を
感じた
2012/06/12
心が輝く優しさを
心が輝く優しさを
あなたは注いでくれました
何度も拗ねたりいじけたり
本当に恥ずかしい自分を受け止めてくれる
ありがとう
どうして見捨てないでいてくれるのだろうと
今でも不思議に思います
初めて会った日 入ったカフェ
あの時だけは正反対で
緊張を隠せない あなた
奇跡の確率で落ち着いていた 僕
今も笑いの種
あなたが寝坊して慌てて向かった渋谷駅は
僕をいつも安らげてくれる存在に
絶対に距離を置いたり 離れたりしないからって
私は優しく無いから言うけど 大好きですからって
あなたはくれる 僕を支える言葉を いつも
二度目の出会い
呼び出されて待ち合わせた原宿駅
到着したって電話を折り返せない 入ってきた仕事の電話が終わらない僕を
そっと隠れて すぐ折り返すか見ていたあなた
電話をきるまでのいらいらを見届け 一応試験は合格とのこと
意地悪って叫んで始まる 楽しい言い合い
遅刻したくせに って言ったら
遅刻したからよって 言い返されたっけ
その時もらった手紙の一文の
出会えてホントにしあわせです に
本当に僕は幸せに
心が輝く優しさを
あなたは注いでくれました
ありがとう
三度目に会ったときも 遅刻をしたあなたへ
待ち合わせ場所全てに 微笑の思い出を残してくれるあなたへ
あなたは注いでくれました
何度も拗ねたりいじけたり
本当に恥ずかしい自分を受け止めてくれる
ありがとう
どうして見捨てないでいてくれるのだろうと
今でも不思議に思います
初めて会った日 入ったカフェ
あの時だけは正反対で
緊張を隠せない あなた
奇跡の確率で落ち着いていた 僕
今も笑いの種
あなたが寝坊して慌てて向かった渋谷駅は
僕をいつも安らげてくれる存在に
絶対に距離を置いたり 離れたりしないからって
私は優しく無いから言うけど 大好きですからって
あなたはくれる 僕を支える言葉を いつも
二度目の出会い
呼び出されて待ち合わせた原宿駅
到着したって電話を折り返せない 入ってきた仕事の電話が終わらない僕を
そっと隠れて すぐ折り返すか見ていたあなた
電話をきるまでのいらいらを見届け 一応試験は合格とのこと
意地悪って叫んで始まる 楽しい言い合い
遅刻したくせに って言ったら
遅刻したからよって 言い返されたっけ
その時もらった手紙の一文の
出会えてホントにしあわせです に
本当に僕は幸せに
心が輝く優しさを
あなたは注いでくれました
ありがとう
三度目に会ったときも 遅刻をしたあなたへ
待ち合わせ場所全てに 微笑の思い出を残してくれるあなたへ
2012/06/11
左手が握っているものを
左手でにぎりしめた悔しさを
右手が我慢できない映画を見たいのです
エンドロールが終わるまで
涙はきっと止まらない
よく考えなければいいことを
なんども考えすぎて後悔してしまうのです
疲れて眠ってしまうまで
悩んでいてはたまらない
だから
今日のつらさは昨日忘れましょう
明日の喜びは今日感じましょう
世界の半分はあなたの思い込みで出来ている
あなたを形作るのは
分子や原子や陽子や電子や素粒子ではなく
孔子や原資や陽気や陰気やソリューションなのです
あなたの人生という映画の
エンドロールが終わるまで
よく考えなければいいことを
よく考えずに生きていけばいいのです
右手が我慢できない映画を見たいのです
エンドロールが終わるまで
涙はきっと止まらない
よく考えなければいいことを
なんども考えすぎて後悔してしまうのです
疲れて眠ってしまうまで
悩んでいてはたまらない
だから
今日のつらさは昨日忘れましょう
明日の喜びは今日感じましょう
世界の半分はあなたの思い込みで出来ている
あなたを形作るのは
分子や原子や陽子や電子や素粒子ではなく
孔子や原資や陽気や陰気やソリューションなのです
あなたの人生という映画の
エンドロールが終わるまで
よく考えなければいいことを
よく考えずに生きていけばいいのです
2012/06/09
勘違いのない生き方
勘違いが多いひとよ
一歩ひいて視野を広げてよく見て考えなさい
身をわきまえて生きなさい
良いように解釈しないこと
相手の気持ちを察して、言葉を発するまえに必ずその言葉でいいか考えること
気持ち=結論と受けとめること
理由は後付けだからほころびをあげつらっても意味はない
不幸で当たり前と思うこと
一歩ひいて視野を広げてよく見て考えなさい
身をわきまえて生きなさい
良いように解釈しないこと
相手の気持ちを察して、言葉を発するまえに必ずその言葉でいいか考えること
気持ち=結論と受けとめること
理由は後付けだからほころびをあげつらっても意味はない
不幸で当たり前と思うこと
2012/06/06
お思い通りの悩み事
今だって悲しくてたまらないのに
どうして僕は笑っているの
どうして
切り替えがきく利口な人間
そんなものになりたくなかった
そんなものに
知らなくていいことを知って
知りたいことは知らないまま
別に何もかも願いが叶うような 都合のいい人生を望んでいるわけじゃないんだけれど
いや
望んでいるのかも
そうだとしてもいい この悩みが別のなにかに置き換わるだけなら 今の悩みでいいや
自分すら思い通りにいかないのに
世界が思いどおりにいくわけないもんな
どうして僕は笑っているの
どうして
切り替えがきく利口な人間
そんなものになりたくなかった
そんなものに
知らなくていいことを知って
知りたいことは知らないまま
別に何もかも願いが叶うような 都合のいい人生を望んでいるわけじゃないんだけれど
いや
望んでいるのかも
そうだとしてもいい この悩みが別のなにかに置き換わるだけなら 今の悩みでいいや
自分すら思い通りにいかないのに
世界が思いどおりにいくわけないもんな
ラエルスーンの詩の作り方
あまり多く
愛とか恋とか直接使わない僕は
いかにひとつの世界を
僕の言葉でまとめられるか努力している
定型にはないリズムで
ありきたりの言葉をどう演出してありきたりにしないかを考える
自分にしか分からない世界じゃなく 共有できる世界
自分以上に相手に伝わり 広がる世界を書き出せるかで言葉を使う
あまり世界を説明しない
技法を技法としてあからさまに使わない
熟語に頼らない記述で
かつ 流れるように描き出せたものだけが残る
つぎはぎだらけの詩は 僕の中では下の下
生きた表現は すっと心からでたままのものであるはずだから
感情と言葉の差が少ないときは少ない
意味と言葉の主従関係を解き放ち
思い描いた物語を同調させ
言葉と感情の垣根をなくせることが理想
愛とか恋とか直接使わない僕は
いかにひとつの世界を
僕の言葉でまとめられるか努力している
定型にはないリズムで
ありきたりの言葉をどう演出してありきたりにしないかを考える
自分にしか分からない世界じゃなく 共有できる世界
自分以上に相手に伝わり 広がる世界を書き出せるかで言葉を使う
あまり世界を説明しない
技法を技法としてあからさまに使わない
熟語に頼らない記述で
かつ 流れるように描き出せたものだけが残る
つぎはぎだらけの詩は 僕の中では下の下
生きた表現は すっと心からでたままのものであるはずだから
感情と言葉の差が少ないときは少ない
意味と言葉の主従関係を解き放ち
思い描いた物語を同調させ
言葉と感情の垣根をなくせることが理想
2012/06/01
ぼくの祈り
あなたがどんな悲しみや苦難に遭遇しているのかはわからないけれど
僕がいま直面しているトラブルより上か下かは関係ないけれど
何かで あなたがあなたでいられないとしたら
それは とても寂しいこと
あなたがそれに 立ち向かうのか諦めて流れていくのかはわからないし
受け止めて克服できるか いつまでも傷を残し うずくのかはわからない
でも 僕が本当に思っていることはひとつ
それは あなたが戻って来てくれること
身勝手?人の気も知らずに?
でも 僕が人を心配や祈る気持ちは 自由
自然に出てくるこの気持ちを だれが邪魔できるのでしょう
僕は祈る そっと祈る
少しでもあなたが 安らかで居られますようにって
僕がいま直面しているトラブルより上か下かは関係ないけれど
何かで あなたがあなたでいられないとしたら
それは とても寂しいこと
あなたがそれに 立ち向かうのか諦めて流れていくのかはわからないし
受け止めて克服できるか いつまでも傷を残し うずくのかはわからない
でも 僕が本当に思っていることはひとつ
それは あなたが戻って来てくれること
身勝手?人の気も知らずに?
でも 僕が人を心配や祈る気持ちは 自由
自然に出てくるこの気持ちを だれが邪魔できるのでしょう
僕は祈る そっと祈る
少しでもあなたが 安らかで居られますようにって
繋ぎ 分つ
人と人を言葉がつなぐ
人と人を宗教がわかつ
人と人を経済がつなぐ
人と人を貧富がわかつ
あなたとわたしをつなぐもの
わたしとあなたをわかつもの
そっとあなたは微笑んで
きっとわたしは手を出して
開いた心と握り合う手が 二人を繋ぐ
これまでの 着かず離れずの二人とを分かつ
シンプルなもの これこそが
何よりも強く 二人を形作るもの
難しげな言葉なんて ほんとに脆弱なもの
意味を飾る 虚しい努力は
芯のある 本当の意味のあるものに何も及ばないのだから
だから
あなたとわたしは 手を繋ぐ
やがて訪れる死が 二人を分つまで
人と人を宗教がわかつ
人と人を経済がつなぐ
人と人を貧富がわかつ
あなたとわたしをつなぐもの
わたしとあなたをわかつもの
そっとあなたは微笑んで
きっとわたしは手を出して
開いた心と握り合う手が 二人を繋ぐ
これまでの 着かず離れずの二人とを分かつ
シンプルなもの これこそが
何よりも強く 二人を形作るもの
難しげな言葉なんて ほんとに脆弱なもの
意味を飾る 虚しい努力は
芯のある 本当の意味のあるものに何も及ばないのだから
だから
あなたとわたしは 手を繋ぐ
やがて訪れる死が 二人を分つまで
神様がいたら
あなたと訪れた神社は
なぜか猫の置物が所々に置いてあって
ベンチはミッキーマウス
小さいからって別々に座ったのは少し寂しかったけれど
話題に事欠かないところだった
あなたが決めかねている二つのお守り
僕が一個買うから解決だねって 笑った
人が書いた絵馬から どんな人か想像したり
買ったお守りの猫の目つきが悪いって言ってみたり
神様がいたら 怒っただろうか
帰りに見つけた無料の巡回バス
小さめの座席
あなたの後ろに座ろうとすると
なんで一緒に座らないのって 少し怒られた
くっついて座って 見る景色
今日一番の幸せ
神様がいたら 笑っただろうか
なぜか猫の置物が所々に置いてあって
ベンチはミッキーマウス
小さいからって別々に座ったのは少し寂しかったけれど
話題に事欠かないところだった
あなたが決めかねている二つのお守り
僕が一個買うから解決だねって 笑った
人が書いた絵馬から どんな人か想像したり
買ったお守りの猫の目つきが悪いって言ってみたり
神様がいたら 怒っただろうか
帰りに見つけた無料の巡回バス
小さめの座席
あなたの後ろに座ろうとすると
なんで一緒に座らないのって 少し怒られた
くっついて座って 見る景色
今日一番の幸せ
神様がいたら 笑っただろうか
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