履き掛けの靴で
飛び出すように外に出て
バス停へ向かった
笑い声
子供の
親の
聞こえてきた
忘れた頃に吹いてくる風にそっと押されて
家から近くのコンビニの前を
入るかどうか迷いながら通り過ぎ
たら急に
車が私の横を通り過ぎた
こんな狭い道を
ミニバンは
そんなに急いでどうするのだろう
世界
私の
私以外の
生きているトコロ
あなたたちが本物かどうか
知るよしもない
私だって
バス停近くのコンビニの前を
入るかどうか迷いながら通り過ぎ
た人と不意に
目が合いながらすれ違った
バス停へ着いたら
バスに乗って
椅子に座れなかった人たちを
観察するんだ
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