2017/12/16

思い出したこと

何も目標のない君に

導き

船の穂先



マスト

灯台の光

そして

何処かに碇を下ろす


ポケットの中

いつの間にか入っている



触った感触

急に射し込む



感触を忘れ

目を閉じる

真っ暗のはずが

赤い視界

この地球に

生きていること

思い出す

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