人は
食べて寝る
遠くへ旅しようと
一歩も家をでなくても
それでも古来から人は
旅先での食事や宿泊に
意味を求めた
いかがでしょう
今日の魚料理は
いかがでしたか
当ホテルのベッドの寝心地は
栄養になるなら一緒なんて
考えたければ考えればいい
日々の機微も分からない奴らの
言葉なんて
何の意味があるものか
きらきらと
水面が陽の光を反射する
無音に近い無音
なんの意味があるかって?
この落ち着いた
感動した心が
言葉なんて必要無いって
言っている
異地での食事 宿泊
人が人を感動させることの
何が意味のないことなのか
なんて
争う気も起こらない
この素晴らしい旅よ!
2017/12/31
2017/12/28
なにもない ある朝
太陽が差し込む10時過ぎ
起きないと なんて気持ちで動き出す
別に何もしなくていいんだけれど
嫌なことを命じられたときの
やりたくない やれない理由はすぐ浮かぶ
なにもないときの
なにかをやりたいときにも そうあればいいのに
なんて
自分に才能を求めたり
なにもしない理由もないから
なにかをしてみよう
Spotifyに
いい曲はないか
聞きながら
2017/12/22
2017/12/16
帰ってきて寝ただけの話
たなびく旗
風はコートを通り抜けて
体温を盗んでゆく
歩くたびに
つま先の先の方の
冷たい痛み
飛んでいけたらと考えが逃避
遠くで自転車の倒れる音
持ち主が帰ってくるまで
そのままなんだろうなと
冷めた推測
疲れのせいか
もともとの本性だろうか
どっちでもいいけれど
改造した車で
サングラスをかけて運転している金髪の男
きっと歩くときはガニ股だろうな
どうでもいいんだけれど
そんなこんなで
家にたどり着いたときの
心のため息がまた出ていった
今点けた電球みたく簡単に
気持ちもオンオフできたらどれだけいいだろう
下を向いた気持ちのまま風呂に入る
体だけ温まって
少しして寝た
風はコートを通り抜けて
体温を盗んでゆく
歩くたびに
つま先の先の方の
冷たい痛み
飛んでいけたらと考えが逃避
遠くで自転車の倒れる音
持ち主が帰ってくるまで
そのままなんだろうなと
冷めた推測
疲れのせいか
もともとの本性だろうか
どっちでもいいけれど
改造した車で
サングラスをかけて運転している金髪の男
きっと歩くときはガニ股だろうな
どうでもいいんだけれど
そんなこんなで
家にたどり着いたときの
心のため息がまた出ていった
今点けた電球みたく簡単に
気持ちもオンオフできたらどれだけいいだろう
下を向いた気持ちのまま風呂に入る
体だけ温まって
少しして寝た
思い出したこと
何も目標のない君に
導き
船の穂先
風
マスト
灯台の光
そして
何処かに碇を下ろす
ポケットの中
いつの間にか入っている
砂
触った感触
急に射し込む
光
感触を忘れ
目を閉じる
真っ暗のはずが
赤い視界
この地球に
生きていること
思い出す
導き
船の穂先
風
マスト
灯台の光
そして
何処かに碇を下ろす
ポケットの中
いつの間にか入っている
砂
触った感触
急に射し込む
光
感触を忘れ
目を閉じる
真っ暗のはずが
赤い視界
この地球に
生きていること
思い出す
2017/12/02
笑いに似た
無理に
わがままを押し通し
引けなくなっても
弾けないで
川の水
海の水
旅の数だけ
涙もある
しょっぱい水
溜め込まないで
吐き出して
それでいて笑ってしまおう
笑いに似た
泣き顔
流れた跡
乾いていく
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