2017/06/25

最高の

最高の椅子に座って

のんびり時を過ごす

最高の時間


何かを産んでいるわけでもなく

誰かの役にたってもいない

自分を犠牲にしない

自分に優しい時間



気がつくと眠っていた

けれど気にせず

そのまま夢の中で



2017/06/20

答えがばれてしまったぼくの ちょっとした長い言い訳

自分の奥底に隠しているつもりで
隠せていない真面目さや
ちょっとずるいところ

ぼくはぼくなりに
現実から目をそらそうと頑張っているのに

なんかさ
答えがすぐばれちゃったら
飽きられそうな気がするじゃない?

自分の奥底に隠し通して
一生かかえていたい隠し事も
何かのはずみに漏らしてしまいそうな自分

きっと秘密なんて
誰か一人でも知っていたら
秘密なんて言えない気がしている

そうこうしている間に
また夏がやってきた

暑いなかで熱くなった鉄の棒
触らなくても分かるだろうに
触って熱いって 言った

それが人生のすべて
理屈とか合理性とか

実際の行動に
どれだけ活かせているだろうって疑問じゃない?

それがきっと
ぼく一人だけだとしても
そう考えた

ずっと生きてきた中で
そう確信した


2017/06/18

青い

青いものを思い浮かべる

真っ青な空

浮かんだ雲

その下に広がる海

浮かぶ船




風が心地よく

気温は不快

ギラギラとした太陽の光に

体力を奪われながら

夜を待ち望む

何か適当に

思い出しながら

2017/06/08

違い

少なくとも日本に於いて
人と人の違いは尊いとされているが
こと障害者に関わる場合
違いについては表現を選ぶ

表記の害を『がい』としたり
逆効果としか思えない心遣いをやってのける

お互いになんとも言えない気持ちになることは
もはや どうしようもないことなのだろうか

違い 欠落 制御不能なしぐさ

それぞれの花 なんて
言えば言ったで揚げ足を取るかのような批判がくるだろう

デリケートな問題
口をつぐむことが正解とされる世間

一緒 でもないのに カテゴライズは 慎重

夢の中では 人は皆自由 なんて
聞くに堪えないまとめで 話から逃げるとしよう

2017/06/03

なごみ荘

ふとした瞬間に
頭の中が空っぽになったら
意識をして呼吸をしましょう

深呼吸ほど深くなく
浅呼吸ほど浅くなく

外に居るなら 地面を見下げて
オフィス内なら 机の数を数えて二で割って
家の中なら レンジを開け閉めして

この世の何処かに有る
どんな人も 穏やかな気持になれる
なごみ荘

そこに住めたと 想像しましょう

毎日ノルマに追われる人も
することが全くない人も
無駄に意識だけ高い人も

なごみ荘で のんびりと

人生でも一度 最初から考えてみたらいかがですか