人生としての冬を迎えた人たち
どうしても顔色に出てしまうことに
いつの間にか抵抗を感じなくなっていく
明るい未来を想像できなくても
無力感に苛まれても
時間は過ぎ
何度も朝を迎えてしまう
どんなに良かった時期を過ごしても
いまが駄目なら意味はない
ため息
息を吸い込んで
またため息
そうこうしているうちに
今日も日が暮れた
2014/06/20
2014/06/19
2014/06/02
独白
私は生まれてこのかた
愚痴も言わず
人のお願いには進んで応じてきました
ベッドに独り横になって
そういった人生を振り返ってみますと
どうやらそれは偽りの行動だったようです
都合の良いときだけ猫なで声
用がすんだらお礼ひとつない人たちに
私は嫌悪の心を抱いておりました
また
それを表にださずにいる自分にも
私に何かを行う能力がなくなってからというもの
気がつけば
ベッドに横たわる自分自身にしか
世界の幅がなくなってしまいました
神様
一度でいいから
私になにか
頼みごとを断る場面をお与えください
何の躊躇いもなく
無慈悲に断って
その相手に
心の底からにやりとしてみたいのです
愚痴も言わず
人のお願いには進んで応じてきました
ベッドに独り横になって
そういった人生を振り返ってみますと
どうやらそれは偽りの行動だったようです
都合の良いときだけ猫なで声
用がすんだらお礼ひとつない人たちに
私は嫌悪の心を抱いておりました
また
それを表にださずにいる自分にも
私に何かを行う能力がなくなってからというもの
気がつけば
ベッドに横たわる自分自身にしか
世界の幅がなくなってしまいました
神様
一度でいいから
私になにか
頼みごとを断る場面をお与えください
何の躊躇いもなく
無慈悲に断って
その相手に
心の底からにやりとしてみたいのです
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