2013/11/28

混乱の闇。

輝きは今終わり

これからは暗闇より濃い

闇さえ存在できない世界になる


息をしたり

悩んだり

恋もできない


僕という存在は 死んだのだ


何を思う?


焚き木をしながら

馬鹿げた笑い声をたてて

くだらない話をするよりはましか?


上に投げられた石が

また落ちてくるようなものだ


隠し通そうとした嘘が

とたんにどうでもよくなるようなものだ

2013/11/22

無感動の責任

無感動の責任は

感動のない世界にも

感動出来ない心のもちようにもあるはずだ


毎朝を迎えるたびに感謝する人や

毎朝を同じ朝の繰り返しと思う人の差は大きい


僕らは僕らそれぞれのアンテナで

世界を感じ取っていることを理解することは

また新たな世界の感じかたに繋がるのだ

じじ

降りようとおもえば降りることができる命のレールに乗って

文句を言いながらも生きている僕ら


面倒くさがりのあなたも

実感のなかにしか

納得はないのだと知るでしょう


結果をしるすたびに

‘時事’が訪れることの喜びを感じながら

きもちをうけとる

きもちのもんだいは

すべてのもんだい


もしも



あなたがぼくのだいすきな

ゆきを なつにふらせてくれて


したにおちるまえにぜんぶ

とけてしまったとしても


わらうことなく

ばかにもしない


きっとよろこびに なみだをながして

このなみだは

ぼくのこころにゆきがとどいたしょうこだよって


かくしもしないで ほこるでしょう

稲穂は実り豊穣の夢を見る

稲穂の香りが風に乗って

窓から入り込んできたあの日

僕は風に吹かれても

揺れながらしなやかに立っていた

自分という根を

深くはって


閉じた窓を抜けて

寒さは今の僕に届く


根のない弱さを

思い知らされながら

夜を過ごす

今日も






2013/11/14

輪にはなれない命を思う

あまりにも残酷な世界

死を予告されている僕たちは

いずれ死ぬ新たな命を喜ぶ


続いている命のレールにすら

永遠を信じきれていないというのに

2013/11/06

深夜。

目を凝らせば

うっすらと何かを見ることができる

うっすらとした暗闇に

僕はいる


遠くに聞こえる電車の音は

壁を越えてベッドにうずくまる僕まで

届く


毎日独りで過ごす

眠りと同化するまでの

うすら寂しい時間

何よりも嫌いな時間