2013/02/03

待ち受ける過酷な自然に親は何を思う

小さな水路に流れる濁った水

そんなところに産み付けられた卵

無事孵ったとして 

一体 子供たちに何を願ったのだろう

命を繋げる本能がただ

卵を産んだのだとしても

どちらでも残るこの無情感


もう戻ることはない親たちに

ぼくは聞きたくなって

流れに揺れる卵を見つめている


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