2022/11/30

闇・病み・止み

 闇に堕ちるような

悲しい出来事が起きて

病んで 病んで 病んだwonder


木を見て森を見ず

機を見て飛び出してくる記憶

天網恢々疎にして漏らさず

例に漏れず溢れるレーズン

窪んだレーズンパンの空間に

人の顔が見えてくる

どんなreasonだっちゅうんだ


森の向こうに陽が落ちて

木々の間から飛び出した名前も知らない鳥

今日も明日寄りになって来た


すぎる時間が

立ち止まる人々をすり抜けていく

カレンダーだけ進んでも

進まない心の列車はいつまでも停車中

四季を通じて馬鹿な思考


さあそして

森の周りは闇

このあと登る陽に

また取り残されるのかってまた下を向いた


闇で病むことに

いつしか止みが訪れますように

今はただ

何かに祈るだけ


木はただただ

静寂を聞くばかり





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