2022/09/22

遠くとは近くである

登場人物の多い小説は

多くの問題が起きがちだ


どこかの詩人が言っていた

登場人物が二人だけの物語はないとかどうとか

うん

確かに人が増えたら面倒だ


一つや二つの事件で目立って

後半には誰も思い出してもらえない

そんな登場人物が多く生まれがち


居なくていいわけでもない

そんな人達が

何人登場してきただろう


都合の良い出会い

驚かせるために殺される人

どうせ一緒になる恋人とのひとときの別れ


ありがちなストーリーも

結構みんな

経験してるのも事実


自分で選んだ人生?

決められたルートを辿るだけ?


証明困難なことを

考える無駄な時間も大事な時もある


遠くと思っていた人生の終焉

意外と近くに見えてきた


私の

あなたの

小説(人生)には

何人の登場人物が残っているでしょう


大事だと思っていたものを

いくつ忘れかけているのでしょう


「遠くとは近くである」


確かに今なら

頷ける

こんな言葉


誰も言ってなかったと思うけど




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