脂肪を減らすのを助けるお茶を飲みながら
少しでも死んでいく貧しい国の人たちが助かればいいなんて
本気でも
嘘でも
どうにも出来ないことを思った
この地球で
僕は
見えないことばかり
わからないことばかり
受け止めきれないことばかり
大きな力で回るこの地球で
何をあがいたところで
この如何ともしがたい質量比は覆せない
でもさ
僕らは
いきているんだなあ
2017/05/29
2017/05/28
真っ白な嘘
頭で考えるより早く
嘘の言葉が口から出てしまっていた
重大な事柄でもない
バレるバレないもあまり意味をなさない
そんな嘘
真っ赤な嘘のように悪意もなく
真っ黒な嘘のように誰かを貶めるわけでもない
ちょっとした気持ちのゆるみから
ちょっと口から出てしまった
真っ白な嘘
嘘の言葉が口から出てしまっていた
重大な事柄でもない
バレるバレないもあまり意味をなさない
そんな嘘
真っ赤な嘘のように悪意もなく
真っ黒な嘘のように誰かを貶めるわけでもない
ちょっとした気持ちのゆるみから
ちょっと口から出てしまった
真っ白な嘘
2017/05/27
ゴキブリの恋占い(占っていない)
カサカサと
私は暗いところが好き
人間はどうして
すぐに私たちに気づくのだろう
まるで
目の敵のように
それはともかく
今日も家から家へ
飛ぶのはつかれるから
いつも歩いているのだけれど
飛んだときの
あの人間の顔ってきたら
失笑もの
羽を隠しているわけでもないのにさ
ほんと
人間ってわからない
そんなぼくも
恋に落ちて
たくさんの子供が出来た
子供たちが大人になるころには
私はもうこの世にいないだろうけれど
(私だってお父さん お母さんの顔を知らないもの)
元気に行きて
人間を驚かせばいい
美味しそうな香りと
不自然な紙でできた家にはくれぐれも
気をつけて
じゃあね卵達
お父さんは次の家にいかなくちゃ
さようなら
私は暗いところが好き
人間はどうして
すぐに私たちに気づくのだろう
まるで
目の敵のように
それはともかく
今日も家から家へ
飛ぶのはつかれるから
いつも歩いているのだけれど
飛んだときの
あの人間の顔ってきたら
失笑もの
羽を隠しているわけでもないのにさ
ほんと
人間ってわからない
そんなぼくも
恋に落ちて
たくさんの子供が出来た
子供たちが大人になるころには
私はもうこの世にいないだろうけれど
(私だってお父さん お母さんの顔を知らないもの)
元気に行きて
人間を驚かせばいい
美味しそうな香りと
不自然な紙でできた家にはくれぐれも
気をつけて
じゃあね卵達
お父さんは次の家にいかなくちゃ
さようなら
途方に暮れる 夕暮れ
やりたくないことはやりたくない
やりたいこと 叶うのはどのくらいだろうか
いつしか やれることしかやりたいと思わなくなって
人間としての枠が出来ていく
何日かに一回は
無駄に途方に暮れる
途方
言い得て妙
たどり着けやしないところに
着けるわけがないだろうに
昼過ぎに出かけた街
気がついたら夕暮れの赤いピンク
僕はもう
ただだた 途方に暮れる
やれることしかやれないのは道理
でも
今はやれないことがいつしかやれることだって
無いとは言えないのだけれど
やりたかったことが
あきらめたことが
まだ頭のなかにのこっていて
それが
たくさん溜まっていった
ぼくはもう
やれないことばかりの
あきらめというゴミ捨て場が一杯になって
どうにもいかないところに着いてしまっているようだ
ねえ
このきれいな夕暮れも
ぼくを癒やしてくれないのなら
何処へいけばいい?何をみればいい?
帰りのバス
行先が決まっているこの乗り物の中で
皮肉にも行先を見失う
次に降りるボタンで
降りられたらどれだけ楽だろう
やりたいこと 叶うのはどのくらいだろうか
いつしか やれることしかやりたいと思わなくなって
人間としての枠が出来ていく
何日かに一回は
無駄に途方に暮れる
途方
言い得て妙
たどり着けやしないところに
着けるわけがないだろうに
昼過ぎに出かけた街
気がついたら夕暮れの赤いピンク
僕はもう
ただだた 途方に暮れる
やれることしかやれないのは道理
でも
今はやれないことがいつしかやれることだって
無いとは言えないのだけれど
やりたかったことが
あきらめたことが
まだ頭のなかにのこっていて
それが
たくさん溜まっていった
ぼくはもう
やれないことばかりの
あきらめというゴミ捨て場が一杯になって
どうにもいかないところに着いてしまっているようだ
ねえ
このきれいな夕暮れも
ぼくを癒やしてくれないのなら
何処へいけばいい?何をみればいい?
帰りのバス
行先が決まっているこの乗り物の中で
皮肉にも行先を見失う
次に降りるボタンで
降りられたらどれだけ楽だろう
2017/05/24
おどろうといえる?
おどろう
音楽なんて自前でいい
ぼくはいつだって ダンサー
横や 縦や なんか揺れていればいい
ステップなんか別に基本とかどうとか関係なしに
おどろう
リズムなんて自前でいい
むしろおどらないダンスだっていい
おどろう!
ぼくらはなんか 偶然うまれてさ
なんかいきているんだから
ぼくはこの世界で
おどっていたいとおもう
きみもおどろう?
夕日をバックに
朝日を背にして
音楽なんて自前でいい
ぼくはいつだって ダンサー
横や 縦や なんか揺れていればいい
ステップなんか別に基本とかどうとか関係なしに
おどろう
リズムなんて自前でいい
むしろおどらないダンスだっていい
おどろう!
ぼくらはなんか 偶然うまれてさ
なんかいきているんだから
ぼくはこの世界で
おどっていたいとおもう
きみもおどろう?
夕日をバックに
朝日を背にして
2017/05/14
2017/05/10
洗濯洗剤が好んで食べるぜんざい
驚くような白さも
思い思いに
ぜんざいを食べるときもある
服に
こぼしちゃっても
大丈夫
酵素の力で
落としちゃうから
輝く白さのおもち
真っ黒な小豆の海から
現れた
『これだよこれ!』
うるとらあたっく
思い思いに
ぜんざいを食べるときもある
服に
こぼしちゃっても
大丈夫
酵素の力で
落としちゃうから
輝く白さのおもち
真っ黒な小豆の海から
現れた
『これだよこれ!』
うるとらあたっく
光らなくても
光らなくても 輝き
影を落とさなくても 色褪せる
僕らの人生は きっとそんな感じ
前へ前へ
時間とともに進んでいこう
振り返ったり
立ち止まったり
もったいない!
追い越してしまうくらいの前向きさ
嫌いじゃない
猫みたいに
何も考えず
餌に食らいつく みたいな
そんな人生
嫌いじゃない
影を落とさなくても 色褪せる
僕らの人生は きっとそんな感じ
前へ前へ
時間とともに進んでいこう
振り返ったり
立ち止まったり
もったいない!
追い越してしまうくらいの前向きさ
嫌いじゃない
猫みたいに
何も考えず
餌に食らいつく みたいな
そんな人生
嫌いじゃない
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