この世の全ては儚いものさと
君がグラスを傾けながら
悟りきったことを言ったとしても
次の朝
見上げた空が
雲ひとつない青空で
目から脳までその美しさが駆け抜ければ
感動せずにはいられないだろう
昼食後
レストランから車までの間
すれ違ったベビーカーから
小さな純粋な笑顔を向けられたら
口元と心は緩まずにいられないはずだ
認めていい
僕らは人間だ
何を考え
何をしようとも
僕らは人間なんだから
ふと訪れる 思いがけない感動に
目を背ける必要なんてない
笑顔は隠さなくていい
僕らは人間なんだから
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