思ったことが何でも叶う
そんな世界は地獄だ
何らかの不自由や 乗り越えるべき壁は
むしろ僕達が生きていくのに必要なもの
使い切れない金
頷くだけの取り巻き
何でも受け入れてくれる恋人
考えるだけで吐き気がする僕は
ちょっと痛い頭をかかえて
寒いと文句を言いながら 歯を磨く
身体を温めるはずの服は
逆に体温を奪っていくけれど 我慢
ドアを開けると 外の世界
僕の一日を始める
雪は降っていないけれど
十分寒いこの世界で
2015/01/25
2015/01/20
僕らは人間なんだから
この世の全ては儚いものさと
君がグラスを傾けながら
悟りきったことを言ったとしても
次の朝
見上げた空が
雲ひとつない青空で
目から脳までその美しさが駆け抜ければ
感動せずにはいられないだろう
昼食後
レストランから車までの間
すれ違ったベビーカーから
小さな純粋な笑顔を向けられたら
口元と心は緩まずにいられないはずだ
認めていい
僕らは人間だ
何を考え
何をしようとも
僕らは人間なんだから
ふと訪れる 思いがけない感動に
目を背ける必要なんてない
笑顔は隠さなくていい
僕らは人間なんだから
君がグラスを傾けながら
悟りきったことを言ったとしても
次の朝
見上げた空が
雲ひとつない青空で
目から脳までその美しさが駆け抜ければ
感動せずにはいられないだろう
昼食後
レストランから車までの間
すれ違ったベビーカーから
小さな純粋な笑顔を向けられたら
口元と心は緩まずにいられないはずだ
認めていい
僕らは人間だ
何を考え
何をしようとも
僕らは人間なんだから
ふと訪れる 思いがけない感動に
目を背ける必要なんてない
笑顔は隠さなくていい
僕らは人間なんだから
ちょっと遠回りな満足の表現をしてみようか
こころを満たすこの瞬間
森の奥深くにひっそりと存在する大きな池で
目一杯深呼吸をしたような気持ちになる
鳥の気配
魚の跳ねる音
実際に見えなくても
感じればそれは存在
そしてふと
現実に戻って僕は
まだ続いているあなたの笑顔を見て
引き続きこころを満たされる
実際に見えるってことの
感じ取れる存在に感謝しながら
森の奥深くにひっそりと存在する大きな池で
目一杯深呼吸をしたような気持ちになる
鳥の気配
魚の跳ねる音
実際に見えなくても
感じればそれは存在
そしてふと
現実に戻って僕は
まだ続いているあなたの笑顔を見て
引き続きこころを満たされる
実際に見えるってことの
感じ取れる存在に感謝しながら
2015/01/16
椅子は椅子であり続けている ただ椅子であるからという理由で
誰も座ることのない椅子
果たして椅子と呼べるのだろうか
座ることは できる
ただそれだけでかろうじて椅子であり続けている
それでも もう
誰も座ることのない椅子
部屋の中に置いても
ベランダに置いても
浜辺に置いてみても
誰も座ることのない椅子は
果たして椅子と呼び続けていてもいいのだろうか
果たして椅子と呼べるのだろうか
座ることは できる
ただそれだけでかろうじて椅子であり続けている
それでも もう
誰も座ることのない椅子
部屋の中に置いても
ベランダに置いても
浜辺に置いてみても
誰も座ることのない椅子は
果たして椅子と呼び続けていてもいいのだろうか
2015/01/09
伝わる心 伝える心
あなたに伝えようとしていることが
ちゃんと伝わっているだろうか
あなたが伝えようとしていることが
ちゃんと伝わっているだろうか
伝える心
伝わる心
限られた時間
限られた言葉
きっと全てが伝わるわけじゃないだろうけど
少しでも多く伝わればいいって思う
ところでさ
今日マックで注文するとき
「コーラをブラックで」って 頼んでしまったんだ
ちゃんと伝わっているだろうか
あなたが伝えようとしていることが
ちゃんと伝わっているだろうか
伝える心
伝わる心
限られた時間
限られた言葉
きっと全てが伝わるわけじゃないだろうけど
少しでも多く伝わればいいって思う
ところでさ
今日マックで注文するとき
「コーラをブラックで」って 頼んでしまったんだ
2015/01/07
冬の砂浜(想像すればどこにだっていける)
砂浜
誰もいない砂浜
無造作に突き刺さった棒が
海風に吹かれ時折揺れる
住人を失った貝殻は
無駄に綺麗
誰かが履き忘れたビーチサンダルが
この上なくこの海の景観を損っている
スコップで掘っていけば
何がでてくるだろう
おびただしい数のスイカのかけら?
但し書き通りに持ち帰られなかった花火のかす?
果たされなかった恋の思惑?
なんだっていいのだけれど
誰もいない砂浜
突き刺さっていた棒は倒れ
砂浜にいつか飲み込まれるのだろう
スイカや花火のかすや恋の思惑は
手を伸ばしそれを受け入れるだろう
ようこそ いらっしゃい
これからもよろしく って
誰もいない砂浜
無造作に突き刺さった棒が
海風に吹かれ時折揺れる
住人を失った貝殻は
無駄に綺麗
誰かが履き忘れたビーチサンダルが
この上なくこの海の景観を損っている
スコップで掘っていけば
何がでてくるだろう
おびただしい数のスイカのかけら?
但し書き通りに持ち帰られなかった花火のかす?
果たされなかった恋の思惑?
なんだっていいのだけれど
誰もいない砂浜
突き刺さっていた棒は倒れ
砂浜にいつか飲み込まれるのだろう
スイカや花火のかすや恋の思惑は
手を伸ばしそれを受け入れるだろう
ようこそ いらっしゃい
これからもよろしく って
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