小さな頃見た夢
岩の多い海岸からの帰り
急に止まった車
前に座っていた両親が外に出て
「捕まえ超能力者だ」といって 消えた
後部座席の僕は
そっと車の外を窺うと
その捕まえ超能力者と目があって
そこで夢は不意に終わった
髪の長い白い服の男の人だっただろうか
姿自体はもう覚えていないけれど
何年も消えない夢
その後も形を変えてその夢をみたけれど
多くの映画のように 初作を越える続編は生まれなかった
今となってはくだらない夢だけど
当時にはかなり恐怖を覚えた夢は
僕の心を捕まえて離さない
僕はずっと捕まっているんだろうか
捕まえ超能力者に
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