結局のところ
あらゆる非難から逃げおおせることは出来なくて
どんなに悪意のない行動にも
人は何かを論(あげつら)い
自分の心の空白を埋めようとする
何も埋まるはずもないというのに
植物を食べ 牛の肉を食べながら
捕鯨の反対を声高々に唱えることもあれば
アニメのキャラクターから勝手に
男尊女卑を見出したりもする
自分を守る変な笑顔
攻め立てる険しい顔
統一性はない
自分には甘く
他人には辛いというルールがあるだけ
平等ってなんだろう
ふと呟いた鏡の向こうの僕は
考えるだけ無駄さって顔をして返答にならない返答をした
世界って一括(ひとくくり)でいう人ほど胡散臭い奴はいないねって
0 件のコメント:
コメントを投稿