2014/05/02

犬と僕の1日

犬はただ座って

小屋の外を眺めている

目新しい何かが有るわけでもないのに


昇っていた太陽が

いつしか山の向こうへ降りていくまで

きっとそのままなんだろう


思い出したように餌を食べ

身体を足で掻いて

そして眺める作業へ


意味のない1日だなって思って

ふと

自分の1日がそれにどう勝るのか

答えられないことに愕然とした


辺りは真っ暗になって


犬は小屋へ

僕は家へ


0 件のコメント:

コメントを投稿