あなたのついた嘘たちは
確かに僕を傷つけた
でも今になって思うと
あんなに攻めたてるまでもなかったかな
嘘をつくこと
嘘をつかせること
上手くまとめられないし
上手くまとめてもどうなるわけじゃないけれど
ねえ
こんなにも暑いなか
冬のあの日を思い出したんだ
寒いなかベンチで
凍えながら笑ってたあの夜のことを
楽しさが
ほの悲しさにかわって
僕らは年をとったなあって
もう横にはいない君に話しかけたんだ
アスファルトの向こうの陽炎
ボーッと熱にやられながらの僕は
君を確かに思い出した
なつかしいな
楽しさも
痛めた心も
コンビニにはいって
空気の質が急に変わったなか
お茶を買って出た頃には消えてしまった思い出
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