2011/06/20

終わりの終わり

可愛らしい猫が書いてあるトラックが

あおりながら真横を抜き去り 前へ割り込んでくる

このイメージの落差が しばらく僕を呆然とさせた

可愛い女の子が ちょっとはしゃいだだけで

とんでもなく悪いことをしたように怒鳴りつける金髪の母親

いろんな人がいる と

それで済ませば楽だろう

それでも僕は 割り切れない

こんな考えの中で

寿命を無駄に費やしている

終わりが終わる

そんな時

周りがどんなに狂っていって

常識がどんどん常識じゃなくなっても

青い空を青いといえる

ただの人間でありたい

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