お墓ってなんだろう
骨を納め
亡くなった人を祀るもの?
僕らは何も考えずに
死んだらお墓に入るって思ってる
実際に
死んだ人を焼いたり 墓に入れたりする
焼いたりしたものを 祀る?
僕には意味がわからない
きっと そうだ
死んだ人の骨に
生きている僕らが思い出を勝手に詰め込んで
墓石で蓋をして逃げられないようにしているんだよ
なんて 無責任な
人にとっては激しく不快に感じるだろうことを思っている
お互い様だから
謝らないけれど
2015/09/26
2015/09/25
ららら
ららら
今日も夜が来て
明日の朝が来る
ららら
知らない人たちが乗る車が
たくさん通り過ぎていく
ららら
そんな私も知らない人にとっては
知らない人なんだけどね
ららら
この人々が生きる場所には
色々な視点があるけれど
まだ多くの死角がある
知らないことだらけ
知らなくてもいいことも多いけれど
知ってみなくっちゃわからないものね
ららら
そんなこと考えながら
知らない人が死んでいるニュースを見て
私が死んでも
殆どの他の人にはそうだろうなあなんて
アナウンサーの話も聞かず
画面を見ながら
他のことを考えている
今日も夜が来て
明日の朝が来る
ららら
知らない人たちが乗る車が
たくさん通り過ぎていく
ららら
そんな私も知らない人にとっては
知らない人なんだけどね
ららら
この人々が生きる場所には
色々な視点があるけれど
まだ多くの死角がある
知らないことだらけ
知らなくてもいいことも多いけれど
知ってみなくっちゃわからないものね
ららら
そんなこと考えながら
知らない人が死んでいるニュースを見て
私が死んでも
殆どの他の人にはそうだろうなあなんて
アナウンサーの話も聞かず
画面を見ながら
他のことを考えている
2015/09/17
この世のすべての知識が集まる樹
この世の知識のすべてが集まる樹に辿り着いた
その傍らに座っている老人は言う
『過去の知識はこの樹の根から吸い上げられ幹から葉へ渡りずっと上に有る』
『未来の知識はまだ根から幹へ吸い上げられる途中でずっと下に有る』
『現在の知識はどんどん過去になっていきあっという間に幹を伝い葉へ行くだろう』
私は結局何も知ることが出来なかった
この樹にたどり着くまでの長い月日や
これから戻る際に費やす同じだけの月日が
無駄に終わったということ以外は
その傍らに座っている老人は言う
『過去の知識はこの樹の根から吸い上げられ幹から葉へ渡りずっと上に有る』
『未来の知識はまだ根から幹へ吸い上げられる途中でずっと下に有る』
『現在の知識はどんどん過去になっていきあっという間に幹を伝い葉へ行くだろう』
私は結局何も知ることが出来なかった
この樹にたどり着くまでの長い月日や
これから戻る際に費やす同じだけの月日が
無駄に終わったということ以外は
2015/09/11
2015/09/08
笑顔を妬む不幸せな人 笑顔は罪か? 不幸せは正義か?
悲しみに打ちひしがれる人々と
喜びに満ち溢れている人々
様々な場所で
様々な様式で
無邪気にはしゃぐ人を
無意識に妬む不幸せな人
気遣いってなんだろう?
無駄に縛られる社会で
多くの不幸な人のために
笑顔が疎まれる不条理
少なくとも私には
不条理としか思えない
喜びに満ち溢れている人々
様々な場所で
様々な様式で
無邪気にはしゃぐ人を
無意識に妬む不幸せな人
気遣いってなんだろう?
無駄に縛られる社会で
多くの不幸な人のために
笑顔が疎まれる不条理
少なくとも私には
不条理としか思えない
躾
ほら 見なさい
あれだけ子供の頃に
騒いでも ものを壊しても
愛ある叱りを受けることなく
躾られずに育ってきた大人を
周りからどんなに変な目で見られても
自分がどう間違っているかを分かることが出来ない
可哀想な大人を
2015/09/01
猫も人も周囲を気にして生きている
周りに誰も居ない時と同じように
気軽に口ずさんでみたりもしたいと思う間にも
猫は今日も
車のボンネットで寝転んで
夏の夜を過ごしているのだろう
そして
人が通ると
音もなくどこかにいってしまうのだろう
猫も自由なようで
周りに誰も居ない時とそうでない時とで
振る舞いに違いがある
僕らと同じように
気軽に口ずさんでみたりもしたいと思う間にも
猫は今日も
車のボンネットで寝転んで
夏の夜を過ごしているのだろう
そして
人が通ると
音もなくどこかにいってしまうのだろう
猫も自由なようで
周りに誰も居ない時とそうでない時とで
振る舞いに違いがある
僕らと同じように
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