2021/07/25

何でこんな時に

 何かを考える暇もなく

仕事を主とした義務感に任せ

あなたは走る


立ち止まることを

恐れるかのように走っている


無駄だって考えることが多くて

脇目もふらず駆け抜ける


まるで

走っていても

止まっていても

結局は同じなんだって

分かりたくないかのように


ちょっと 足を 止めて


何でこんな時に って

色々言ってないで

ちょっと 足を 止めて


追いかけてきていた何かが

あなたを追い越して行った


追われるものが無い 心地はどう?

走る必要のない戸惑いで

ちょっと寂しかったり

ちょっと虚しかったり

するだろうけれど


振り返ったり

戻ってみたり

新しい歩みを試してみたらどうでしょう


無駄だ無駄だって

目を向けなかったものが

そうじゃ無かったって

思えて来たなら 嬉しい


しあわせと思えて死ねる人生が

あなたも送れますように


2021/03/11

あかいくつ 明けへ向かう

あかいくつ
吐いてた酔っぱらいが

女の子に
きみ悪い目で見られていた

なんともはや
強い自制心って
どれくらいの人が持ち合わせているのだろう

君いくつ?
吐いてた酔っぱらいに

聞いてみたら
どんなウィットに富んだ返事が返ってくるだろう

納豆をぶちまけたテーブルの上のような
毎日に

アルコール くわえて タバコ

その先に 明けのない行為


垢いくつ
使ってつぶやいてみたって

自分自身から逃げ出せるわけ
ないのに

自分の足で明けへ歩き出すしか
ないのに


2021/01/03

アマランダの世界に

 アマランダの世界に


人間は


何かを置いてきた


水が水であること と


空が空であること が


違っているように


置いてきた何かで


人間は確かに


何かを何かけれども


違う何かになってしまった


もう戻れない


太陽の位置に


こんなにも引きずられてしまった人間は


アマランダの世界には


もう





2020/10/07

つぶつぶ

 つぶ


何かのつぶ


中に黒いなにかが入っていて


柔らかく


すぐに割れてしまいそうなつぶ


私はそれを置いていく


好奇心もなく


恐れも持たないまま


私はそれを置いていく

2020/10/01

Gyuuuum

明日が明日に思えない日

今日は果たして

僕にとって今日なのだろうか


分かるかい?


海沿いの

コンクリートの道沿いで

ただ突っ立って

を見つめる人の

1日の流れの速さが

僕のそれと

同じかどうかは置いておいて


夢の中で

足掻く僕は

僕なのだろうか


立ち止まって

ただ考える僕に

怪しげな遊園地が

おいでおいで


Gyuuuum

心が内側と外側から

締め付けられる気持ち


分かるかい?


笑うかい?


が何度も

よせてはかえす

ここにいつしか

僕が立ってしまうかもしれないことに




2020/04/07

鳴る

成せばなる

どれほどの決意で
どれほどの努力を
費やすかどうか考えずに
簡単に言うことでは無い
言えることでは無い

無責任な助言

頑張れって意味で
言えることでは無い

為せば鳴るとでも
言えばいいのだろうが

2020/03/25

思考の流れ

何にだって
何でもないものだって

わたしは
意味を持たせることができる

ただ
意味を持たせたいと
思うものだけに

小さなころに
ふと思ったことを

ふいに
何十年も後に
思い出したりして

何とも言えない気持ちになった
ただ
それだけ

わたしは
わたしを

いつも不思議に思っている

いつかは死んで
この記憶ごと
ぷっつりと
消えてしまうという
存在のくせに

こんなにも日々
笑ったり
悲しんだり
怒ったりできるなんて


不思議な世界に
不思議なわたし

何でもない
何かな?わたし