詩人 ラエル・スーン 心の灯火
詩人ラエル・スーンの不定期更新ブログです。
2020/01/30
放牧
意味もわからず
理由も見当たらないストレスに
悩まされたなら
何もせず
心を放牧
青い草が
風に揺れる
いつも晴れな牧場に
心を遊ばせてみよう
夕暮れには
迎えに行って
『さあ 帰るよって』
優しく連れて行こう
少しは晴れた穏やかな表情で
明日を迎えられるはず
また
疲れたら
また
この牧場へ
2019/12/11
戦争
黄色く光った光が
赤色に街を染める
青ざめた家族の顔
蒼白な顔の亡骸
緑の映えた故郷も
白い灰で覆われ
黒く炭化した柱を残すのみ
橙の代々続く家紋は消えてしまった
紫の喪章
桜色の花びらはもう
無色に染まった人々の心の景色に舞うことはないだろう
2019/10/03
押し付け
押し付けっていやだよね
例えば
時間は今しかないんだとか説教垂れる奴
今しかない時間しかないのなら
その前もそのあとのどの時間も全部同じもので
特別なものではないのでは?って
そう思わせたいこと
そうさせたいこと
に向けて
それらしいことを言う
そんな
ちょっと頭のたりない人が言う
押し付けっていやだよね
うん
気をつけよう
僕も
あなたも
2019/10/01
刮目し 聴け
刮目し
聴け
光の裏や
曲がり角の先だけに
闇があるわけではない
言葉の裏や
すれ違いの心の先にも
闇はある
2019/08/20
雑木林
雑木林
思ったほど風は心地よくなく
涼しくもない
歩いている音が
それっぽいだけ
雑木林
自分の心が
少しだけ
表れているような
気がする場所
2019/05/23
ふと 自分
ふとした時にしか
自分を心の中を整理できない状況に
笑えてくる
なら
日々の足取りを省みて
少し
スローにしてみよう
鳥は今も
枝と枝の間を行き来しながら
歌を口ずさんでいる
ふとした時にしか
雲が動いている事実を思い出せない状況に
笑えてくる
けど
外に出られない間も空は
確かに
現実には存在している
晴れていても
雨が振り続けていても
なんの影響もないけれど
フォーカスするまで存在しないようなものが多すぎる
座って
少し考えてみよう
2019/03/27
なんというか
なんというか
こころに穴が空いているような人は
足元をみてもきっと
足元は見えていない感覚を持っているはず
最近すら振り返ることができない
焦っていないのに
落ち着いてもいない
そんな人
日差しを浴びていても
その暖かさに気づけない人
心持ち次第だよって助言に
凄く怒りを感じるような人
なんというか
この世界は
どうにもならないことばかりだけど
どうにかかなることを
どうにかする喜びも残っていることを
いつか噛み締めてほしいなって
独り言
なんといえば
分からないから
ただ
独り言
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