2016/02/10

宇宙っていうとすぐ はるか遠くを考えてしまう人へ

この宇宙は人が言うには
今でも膨張をしているらしい

そして

膨張する前の空間が何かも
そもそも宇宙の外も中もどうなっているかも分からないらしい

ずっと上に有る空の向こうに
地上から手をのばしているみたい

翻って僕らは
お互いの心の中すらすべて分かるわけではない

分からないことや
できることの限界の多い世界

僕はいくら地球がひっくり返ったって
『願いはきっと叶う』なんて
馬鹿げた事をいうつもりはない

見えないずっと遠くだけじゃなく
僕の手の届く範囲のここだって
宇宙の一部

遠くを見るばかりで
近くを見過ごさないで

たまには空を
見上げるのもいいけれど

2016/01/31

宵闇

宵闇に
潜ませていた暗い思いが
目を光らせている

俺は隠れているけれど
決して何処かへ行ったりはしない
俺がここに居ることを
忘れたふりなんてするんじゃないぞ


朝になると
闇と一緒に居なくなったように見えるが
見えないだけで
また夜には光る目が知らせてくれる

宵闇に
潜ませている暗い思いが
歯を光らせている

俺は動いてはいないけれど
決してこのまま動かないわけではない
俺がここに居ることで
ずっと平穏が続くなんて思うんじゃないぞ




2016/01/17

川辺に座りて

川辺に座り
近くを飛んでいる小さな虫を見て
こんなちっぽけな存在でも
自然の連鎖何かに含まれているんだって関心した

同じ生き物とはいえ
そんな地球の脇役の中の脇役に生まれたことを
少し同情しつつ
結局役割の大きさに関わらず
生命は終わるものなんだよなって
悲しい悟り

同じ人間でも
辿る人生は色々

年代や
国や
種別や
持って生まれた特徴や
生まれた後の境遇
等などで変わるけれど

寿命という砂時計は
さらさらと進んでいく

残った砂の量は誰にも分からない

どんな人生を送っても死んでしまうからこそ
その間は楽しく暮らしていたいって思えた

ふと気付けば
辺りは夕暮れ

耳の近くを
少し不快な羽音を立てて
虫が通りすぎていった





2015/12/31

当たり前?

砂浜は別に
恋人たちの雰囲気を
盛り上げるために出来たわけではないし
さざ波の音は
傷ついた心を癒やすためのものでもない

人間は勝手に思い込んで
いろんなものに役割を与えてきた

太陽は優しさの感情は無いし
月は心を映す鏡でも何でもないんだ

産んでくれたからって
産んだからって
そんなにずっと親子は密接でなくたっていいんだけれど

親子って多数の人にとって
大事な関係であり続けているのが不思議でならない

当たり前ってあんまり
当たり前であり続けるほどの基盤をもたないってことを
皆知らないし
知ろうともしない


2015/12/14

汚いよね

大震災に遭っていない僕は
実際の恐怖を知らない非当事者だけど
震災後の
ライトアップの中止とかさ
なんか
コンビニやショッピングモールでやってたけど
いつの間にか
止めてしまったよね


あのー
もう震災から大分経ったので
ライトアップばんばんやります!
とか宣言もしないで
いつのまにか
いつもどおりに

始めた時はえっらそうに
聞いてもいないのに
震災後
社会全体での取り組みに協賛します!
とか
アピールしてたくせに

止めるときは

そーっと

汚いよね

なんか
不意にそう思って
なんか
腹が立った

2015/12/11

存在するものを存在しないかのように表現出来ないことについて

神経質な人が聞いたら一言二言注意を受けるようなことは
できるだけ言わないでおこうっていう社会の趨勢

息苦しい
息苦しい

個人を尊ぶ 表現の自由 なんて都合よくその場で判断され守られない
当り障りのないこと言ってれば取り敢えずOK

分かってるけれど
分かりたくはない

違いが存在しているのに
存在しないかのように扱わなければいけないなんて
よほど残酷じゃないかなんて独り言

氏ね なんて 
隠語にもならない言葉が無駄に増えているネット社会
意味は隠れていないのに表現さえぼけさばOKなんて

苦笑い
苦笑い








2015/12/08

斜めになる

立っていても
横になっていても落ち着かない時は
斜めになってみよう

もちろん安定しないから
落ち着きはしないんだけど
少し我慢

元の体勢にもどったら 
さっきよりは落ち着いている自分に気づくはず