2024/11/02

死にゆく蟻と笑い声( remastered)

公園で踏み潰された蟻が
死に向かってばたばたと動いている間

近くで遊んでいる子供たちの
笑い声がずっと聞こえているとしたら

なんてそれは残酷なことなんだろう 

やがて動きは小さくなり
蟻の命が消えても
子供たちの笑い声は途絶えない

…そんなことを考えながら

帰りの電車を待っている私は
足元を見た

2024/10/26

冷蔵庫の中で

ずっとしまわれている

僕の炎

奥の奥の方

冷蔵庫を開けても

見えないところで


たぎっても

たぎっても

冷やされてしまう


せめてここから出してくれれば

何かを灰にだって

できちゃうのにって

炎はいつも

ぼやいている


鬱な気分も

何もかもに感じている無意味さも

なんだって

燃やしてしまえるのにって


賞味期限って

あったっけ

取り出しても手遅れだったなんて

絶望でしかないよね


漫画でよくある

逆転を狙ったとっておきの奥の手が

不発に終わった時のようだ


縁起でもないな


でもよくあること

本当によくあること


よく生きていけるなって

思えるくらいは味わってきているのに

仄かな希望と

決定的な絶望を

繰り返している


これはある意味強さかもしれない


実は

冷凍庫にも

僕の炎が

あるらしいよ


凍らされてもなお

燃える炎が


ふふん


2024/10/21

死を受け入れようと思えた あなたへのちょっとしたご挨拶( remastered)

 やっと死について

考えることができたのですね

楽しんで 悲しんで 苦労して 
自分を探したり
何も考えずにいても
人には必ず死が訪れるのです

いらっしゃい 
あなたを迎えましょう

それでは
あなたが死を受け入れるきっかけとなった
出来事を
聞かせてもらいましょうか

ふむふむ

一言では表せない
重く苦しい気持ちになったのですね

ずっと心の奥で
燻ったものが這い出てきてしまったのですね

よろしい
やっとあなたは一歩を踏み出せたのです

当分はその考えに苛まれ
少しの間忘れ
すぐに思い出す
その繰り返しを続けていくことでしょう

しかし
これであなたの生は
やっと前を向いたものになりました

一度きちんと受け入れること

先ず大事なことは 
そこなのです

今までの生活にの
何気ないひと時にも
意味が増していくことでしょう

どんな死に様を迎えるか
たまにでもいい
それを思い浮かべながら
あなたは生きるのです

これは
目に見えない
考えても答えが出ないことです

だからこそ
意味がある

あらためて 
あなたを迎えます

そして祈ります

あなたの死が
あなたにとって
意味のある死になりますように

穏やかに死ねるような
良き人生が送れますようにと








2024/10/12

The walk to paradise

 

The walk to paradise

楽園って言われても

何もピンとこない僕は

きっと幸せになれない心質らしい


そうだねきっと

何もかも満たされた世界って

むしろ地獄だって思えるもの


でもそんな僕の人生でも

死ぬまでに何か

持って帰れたらって思うことはある


その何かが

何かはまだわからないけれど


The walk to paradise


僕が死ぬまでに

何かを持っていけますように


生きた意味とまでは

いかないまでも


これだって言える

何かを


2024/10/03

バスに乗って

 履き掛けの靴で

飛び出すように外に出て

バス停へ向かった


笑い声

子供の

親の

聞こえてきた


忘れた頃に吹いてくる風にそっと押されて

家から近くのコンビニの前を

入るかどうか迷いながら通り過ぎ

たら急に

車が私の横を通り過ぎた


こんな狭い道を

ミニバンは

そんなに急いでどうするのだろう


世界

私の

私以外の

生きているトコロ


あなたたちが本物かどうか

知るよしもない

私だって


バス停近くのコンビニの前を

入るかどうか迷いながら通り過ぎ

た人と不意に

目が合いながらすれ違った


バス停へ着いたら

バスに乗って

椅子に座れなかった人たちを

観察するんだ








2024/09/18

愚痴をグチと変換する

気に入らないことは無理に気に入れない
つまらないことで心をつまらせない

感情のカーブに抗わない
それが

宇宙の真理

大きく出た!
宇宙なんて

小さく出ても
良かったのかしら

中ぐらいの方が
良かったまである?

じゃあやってみます

無理に塞ぎ込まない

それが
街中のだいたい?
一般の常識?

逸れる会話

街中から逃れる喧騒

一般からの脱却

まとまらない最後

だらしないまとめ方

愚痴をグチと変換して
少しでも悪い印象を持たせない気遣い

スルメとあたりめ
福沢諭吉の意味

虹が虻になって
僕は世界がわからなくなった







2024/09/08

オモイオモイ オモイオモイ

 いつも通り笑っていても

なんか違う

ドライブしても 音楽を聞いても

気分が戻らない


底に底に

へばりついてしまうイメージ

どうしても ダメ


鬱鬱と

目に見えるガスのようなものが たまって

抵抗することを 諦めそうになっても


なんとか 起き上がる


でも 倒れ込む


どうしても ダメ


そして 思い出した

小さな頃から不定期に襲ってくる

こんな状態を


ああ私は

変わっていなかった

内容こそ違えど

私はいつも こうだった

いつも こうなった


重い重い

思い思い

重い思い


真っ暗な深い穴に

自分を引きずりこむ


この穴を誰か

塞いで下さい

私ごとで

構わないから


この穴はいつでも

私の奥底に居続けて

いつか

私を全部呑み込んでしまう穴


この穴を誰か

濯いで下さい

罪も罰もない水で


この穴を誰か

この穴を何か

私に届かない何処かへ

持っていってくれませんか?


なぜだれもたすけてくれないの

なぜわたしをうらぎっていくの

なぜわたしのおもいどおりにあいしてくれないの


もうわたしは

永くない

抗えない

もうどうして

どうしたら

もうどかまいこのあたまがぐるgる

まっくえあのすおこにおゆていく


ああああああああああああああああああああああああああああ


ねえはやく


ああさあああああああsらあああああああああああああああ


できる  だけ

らく に ころし  て


ラクダの目が

濁っているのは

なんで だろう

ああああもあああああうああああああいあああああやああああだ