2023/03/29

ライスボール

 ライスボールって言葉にすると

おにぎりの温かみが感じられない


アイラブユーって言葉にすると

貴方を愛していますってほどには深みがない


そういう僕は

温かみや深みもない人間です


普段の風景から

いつもと違う何かも見出せません


ただただ普通に

日々を過ごしているだけの人間です


ライスボールの具は

明太子がいいなあ

2023/03/22

そそがれたもの

 そそがれたもの

人生を送る中で

溜まっていく負の液体

飲み干せる訳もなく

日々量を増している


日々の積み重ねで

濯がれたもの

救われる以上に

注がれてしまう


せっかく積んだ石を

崩され続ける人生


賽の河原は現世にも在ると感じると同時に

何故か

バベルの塔の罪深さを知った


そそがれたものに

前も後ろも囲まれながら

私はそれでも

石を積み続けるのだろう


2023/01/31

差があるひとびと

 わたしの正しいことを

あなたが正しいと思う必要はない


正しいと言ってくれれば嬉しいし

間違っていると言われたら苛立つだろうけど


どう思うのかは

わたしが決めることはできない


私達は  差があるひとびと


この前提をみんなが持って

生きていられたら


宗教の勧誘とか

何かの署名とか

無くなるかもしれないのに



2023/01/20

古今東西

 ここんとこうざい人達が

こんこんとうざい咳をしている

古今東西


見た目通りの人が多いのは


見た目がひとを現しているから

2022/11/30

闇・病み・止み

 闇に堕ちるような

悲しい出来事が起きて

病んで 病んで 病んだwonder


木を見て森を見ず

機を見て飛び出してくる記憶

天網恢々疎にして漏らさず

例に漏れず溢れるレーズン

窪んだレーズンパンの空間に

人の顔が見えてくる

どんなreasonだっちゅうんだ


森の向こうに陽が落ちて

木々の間から飛び出した名前も知らない鳥

今日も明日寄りになって来た


すぎる時間が

立ち止まる人々をすり抜けていく

カレンダーだけ進んでも

進まない心の列車はいつまでも停車中

四季を通じて馬鹿な思考


さあそして

森の周りは闇

このあと登る陽に

また取り残されるのかってまた下を向いた


闇で病むことに

いつしか止みが訪れますように

今はただ

何かに祈るだけ


木はただただ

静寂を聞くばかり





2022/11/02

五寸釘

 いたたまれない気持ちになったら

五寸釘


自分の胸に打ち込めば

何かが祓われてしまうかも


なんとも言えない気分で眠れない夜は

御百度参り


100回行き来してしまえば

つかれて眠れてしまうかも


こんなにも世界は

不安や嘆きにまみれている


だからって

それに負けちゃう必要はないから


五寸釘

御百度参りで

乗り切って行こう!



2022/09/22

遠くとは近くである

登場人物の多い小説は

多くの問題が起きがちだ


どこかの詩人が言っていた

登場人物が二人だけの物語はないとかどうとか

うん

確かに人が増えたら面倒だ


一つや二つの事件で目立って

後半には誰も思い出してもらえない

そんな登場人物が多く生まれがち


居なくていいわけでもない

そんな人達が

何人登場してきただろう


都合の良い出会い

驚かせるために殺される人

どうせ一緒になる恋人とのひとときの別れ


ありがちなストーリーも

結構みんな

経験してるのも事実


自分で選んだ人生?

決められたルートを辿るだけ?


証明困難なことを

考える無駄な時間も大事な時もある


遠くと思っていた人生の終焉

意外と近くに見えてきた


私の

あなたの

小説(人生)には

何人の登場人物が残っているでしょう


大事だと思っていたものを

いくつ忘れかけているのでしょう


「遠くとは近くである」


確かに今なら

頷ける

こんな言葉


誰も言ってなかったと思うけど