嘘をついて
嘘じゃないと言った
この気持は本当だよって言って
伝えた気持ちは本当かどうか誰もわからないし
嘘をつくことが
本当に悪いことなのか僕にはわからない
ちょっと反対に
今から言うことは嘘だよって
伝えた気持ちは嘘かどうかわからないし
本当のことを言うことが
本当に良いことなのか僕にはわからない
自分のことをイルカだと思っている人が
僕は人間ですって言った
こんな風に 嘘とか本当とか考えることすら意味のないこともある
重なる嘘
希少な本当
目を開いて
心を閉ざす
雨音は耳を通りすぎる
踏みつけた水たまりの飛沫は
カエルの頭にかかって弾けた
2017/02/22
2017/01/21
死を受け入れる人たちの あなたへのちょっとした演説
さあ やっと死について考えることができたのですね
いくら楽しんで 悲しんで 苦労して 楽をしたところで
人には平等な氏が訪れることを
いらっしゃい あなたを迎えましょう
で
どんな絶望にとらわれたかを聞かせてもらいましょうか
一言では表せない
重く苦しい気持ちになったのですね
よろしい
やっとあなたは一歩を踏み出せたのです
当分はその考えに苛まれ
少しの間忘れ
ふと思い出す
そんな繰り返しを続けていくことでしょう
これであなたの生は
やっと前を向いたものになりました
一度きちんと受け入れること
先ず大事なことは そこなのです
今までの生活に
意味が増して行くことでしょう
どんな死に様を迎えるか
死を迎える際(そんなことを考えられる死に様に限りますが)
どれだけ受け入れられる人生を送るか
そう考えられたら 一生ものの(文字通りの)目標を持てるわけです
目に見えぬ 考えても答えが出ないことだからこそ意味がある
あらためて あなたを迎えます
良き人生を!
2016/11/20
真っ暗な部屋でうっすらとた豆電球は 僕を見返していた
制御できない
無駄に上機嫌な状態から
何も考えたくない程の落ち込みまでの
ジェットコースターのような心の落ち込み
僕はただ
これ以上悪化しないよう
祈るばかりだ
世界は 結局自分次第
心持ちに限っては ね
何の音も出ない
ワイヤレススピーカー
何も映っていない
液晶ディスプレイ
真っ暗な部屋で
豆電球のあたりをずっと見つめる僕
世界は 結局自分次第
心持ちに限っては ね
デフォルメされた くまの絵
くまってほんとうは 所詮熊なんだぜ?
だれかに諭したくなる
でも
くまも 熊
ベアーも クマ
そんな中聞こえた
遠くで聞こえるドライヤーの音
ドライヤーって 日本語っぽくいうと
何ていえばいいんだろう?って考えながら
寝返りを打つ
闇になれた目は 真っ暗な部屋の中の
豆電球を見つけた
うっすらと見える それは
僕を見返しているようだった
うっすらと見える それは
僕を見返しているようだった
世界は 結局自分次第
心持ちに限っては
暗い気持ちの中にも 何か見えるはず
やっと落ち着いた心で 思えたこと
2016/10/02
だれか教えてよ
皆の生活を、社会を良くするって言って当選した人の次の選挙で
別の人がもっとよい生活を社会をって
前の人のような失政をくりかえしません!っていう
ってことは
その前に当選した人が嘘つきで
それに騙された有権者も馬鹿ってことなの?
どうせ新しく当選した人だって
次の選挙では何らかのミスを論われていくんでしょう?
こんなバカげたサイクルはいつまで続いていくの?
ねえ だれかおしえて
永遠の愛を誓った人たちが
死が二人を分かつまで本当に愛し合っていた割合を
きっとかなり低いと思うけれど
結局は途中で別の道を歩んでしまったり
一緒に住んでいるだけで心は既に離れてしまっている
そんな人達が多いのはなぜ?
どちらか一方が悪かったり
ふたりとも馬鹿だったりするんでしょう
簡単に考えても
馬鹿の割合は多そうですねって言いかけて
この世の暗闇の深さを知ってしまった
ねえ だれか教えて
不幸続きの人の慰めに
いつかいいことがあるさって
無責任にいう人の頭の構造を
その場その場で
思ったまま相手を傷つける浅くて軽い言葉
そんな馬鹿の意味もない慰めに傷つきながらも
『ありがとう』
って言わなければいけない不幸続きの人の気持ち
その人は一生知ることは出来ないだろうけれど
きっと
誰にもわからない
この世界に蔓延する不幸のシステム
形を変え
人類は数多く起こる不幸の中
ごくわずかに起こる幸せに縋って
生きていかなければならないのでしょう
日が昇る回数を
日が沈む回数が追い抜けないのと同様に
別の人がもっとよい生活を社会をって
前の人のような失政をくりかえしません!っていう
ってことは
その前に当選した人が嘘つきで
それに騙された有権者も馬鹿ってことなの?
どうせ新しく当選した人だって
次の選挙では何らかのミスを論われていくんでしょう?
こんなバカげたサイクルはいつまで続いていくの?
ねえ だれかおしえて
永遠の愛を誓った人たちが
死が二人を分かつまで本当に愛し合っていた割合を
きっとかなり低いと思うけれど
結局は途中で別の道を歩んでしまったり
一緒に住んでいるだけで心は既に離れてしまっている
そんな人達が多いのはなぜ?
どちらか一方が悪かったり
ふたりとも馬鹿だったりするんでしょう
簡単に考えても
馬鹿の割合は多そうですねって言いかけて
この世の暗闇の深さを知ってしまった
ねえ だれか教えて
不幸続きの人の慰めに
いつかいいことがあるさって
無責任にいう人の頭の構造を
その場その場で
思ったまま相手を傷つける浅くて軽い言葉
そんな馬鹿の意味もない慰めに傷つきながらも
『ありがとう』
って言わなければいけない不幸続きの人の気持ち
その人は一生知ることは出来ないだろうけれど
きっと
誰にもわからない
この世界に蔓延する不幸のシステム
形を変え
人類は数多く起こる不幸の中
ごくわずかに起こる幸せに縋って
生きていかなければならないのでしょう
日が昇る回数を
日が沈む回数が追い抜けないのと同様に
2016/09/03
2016/07/01
意志を持たない石との会話
人が誰かに迷惑をかけなければ
何をしたって良いというなら
僕は今
足元に転がっている石と話せることにして
色々想像をしたって構わないということだ
時には経済や
時は宇宙の神秘について一通り話し込んだ後
『また今度』って
その石を川に放り投げたっていいんだろうな
その石だって
きっと何の意志もない存在だろうけど
夕焼けを映した綺麗な波打を見せる
川の水面に達する寸前までの
『覚えてろ!!』っていう恨みの言葉を
想像したって良いはずなんだ
とかなんとか考えていたら
もう夜
帰って風呂入って寝よう
2016/06/15
幸せなひと時
しぃ・・・っ
まだきちんと眠っていないから
もう少し音を立てずにいて
小さなネズミの赤ちゃんが
廃墟の穴の空いた壁の向こう
眠りにつこうとしている
車が通る音がする度
母親ネズミは赤ちゃんが起きないか心配する
もういいかな
行ってらっしゃい
気をつけて
明日
早く目を覚ます子供のために
虫を取りに行った父親ネズミ
眠りから覚めないよう
母親ネズミはそっと横で眠る
翌朝
帰ってこない父親ネズミを
壁から少しの距離の
扉の向こうで
猫からかじられた死体を見つけるまでの
ほんのわずかな
幸せだったひと時
まだきちんと眠っていないから
もう少し音を立てずにいて
小さなネズミの赤ちゃんが
廃墟の穴の空いた壁の向こう
眠りにつこうとしている
車が通る音がする度
母親ネズミは赤ちゃんが起きないか心配する
もういいかな
行ってらっしゃい
気をつけて
明日
早く目を覚ます子供のために
虫を取りに行った父親ネズミ
眠りから覚めないよう
母親ネズミはそっと横で眠る
翌朝
帰ってこない父親ネズミを
壁から少しの距離の
扉の向こうで
猫からかじられた死体を見つけるまでの
ほんのわずかな
幸せだったひと時
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