お互いの相手に向ける愛情の差が分かるとしたら
きっと恋の貿易赤字が露見するでしょう
それはこれからもきっと大赤字
でも
恋の財政破綻は起こりません
愛情というお札を刷り続け
むしろ赤字を誇り続けることでしょう
2014/08/16
2014/08/07
迷いびとの帰る場所
目覚ましで起きて
いつの間にか眠ってしまう人生を繰り返して
夢なんていつしか
見なくなってしまった君に
楽しいことが
いつの間にか楽しいのかどうか
分からなくなってしまった君の人生に
海のさざなみが
きらきらと光を反射させる風景も
何かがどこかで聞こえるけれど
音がすっぽりと落とされた木々の空間も
君にはもう
何も響かせたりはしないんだろう
心を閉ざした君にはもう
君の心の中にしか居場所はない
さようなら
この世界から
いつの間にか眠ってしまう人生を繰り返して
夢なんていつしか
見なくなってしまった君に
楽しいことが
いつの間にか楽しいのかどうか
分からなくなってしまった君の人生に
海のさざなみが
きらきらと光を反射させる風景も
何かがどこかで聞こえるけれど
音がすっぽりと落とされた木々の空間も
君にはもう
何も響かせたりはしないんだろう
心を閉ざした君にはもう
君の心の中にしか居場所はない
さようなら
この世界から
2014/07/23
正しく間違ってる世界
先行き不安なまま
何とか生きている人たちに
きらびやかな街で落とされる
大きな額のお金はどう写るのだろう
『あなたたちにはお金で困らせたくなかったのに、ごめんね』
泣きながら子供に謝る母親は
毎晩うずく身体を病院に連れていけずに
その後癌で亡くなった
『国民の生活を守ります!』
そんな人たちの選挙にどれだけのお金がかかっているというのか
やりきれない
私たちの住む世界は
正しく間違っている
何とか生きている人たちに
きらびやかな街で落とされる
大きな額のお金はどう写るのだろう
『あなたたちにはお金で困らせたくなかったのに、ごめんね』
泣きながら子供に謝る母親は
毎晩うずく身体を病院に連れていけずに
その後癌で亡くなった
『国民の生活を守ります!』
そんな人たちの選挙にどれだけのお金がかかっているというのか
やりきれない
私たちの住む世界は
正しく間違っている
2014/07/17
結局言いたいことがわからない呟きに
すべてに終わりと始まりがあるように
そのすべてには途中がある
下らない音楽にも
下らない聴衆
すべてに始まりと終わりがあるように
そのすべてには途中がある
下らない終わりには
それなりの下らない途中がある
すべて
終わってから語られること
そのすべてには途中がある
下らない音楽にも
下らない聴衆
すべてに始まりと終わりがあるように
そのすべてには途中がある
下らない終わりには
それなりの下らない途中がある
すべて
終わってから語られること
2014/07/08
2014/07/01
馬鹿みたいに
夏
僕らは抗うこともできずに
太陽の光を浴びせられた
吹き出す汗は勝手に流れ落ち
にもかかわらず
身体は水分を欲した
馬鹿みたいな暑さに
僕らは笑いながらじゃれあった
馬鹿みたいに
吹き出す笑いは勝手に流れ出し
にもかかわらず
僕らは真剣に愛し合っていた
そして今も
また巡ってきた夏に
馬鹿みたいな暑さに
僕らは笑いながらじゃれあっている
馬鹿みたいに
僕らは抗うこともできずに
太陽の光を浴びせられた
吹き出す汗は勝手に流れ落ち
にもかかわらず
身体は水分を欲した
馬鹿みたいな暑さに
僕らは笑いながらじゃれあった
馬鹿みたいに
吹き出す笑いは勝手に流れ出し
にもかかわらず
僕らは真剣に愛し合っていた
そして今も
また巡ってきた夏に
馬鹿みたいな暑さに
僕らは笑いながらじゃれあっている
馬鹿みたいに
2014/06/20
日は巡っても 人生の季節は巡らない
人生としての冬を迎えた人たち
どうしても顔色に出てしまうことに
いつの間にか抵抗を感じなくなっていく
明るい未来を想像できなくても
無力感に苛まれても
時間は過ぎ
何度も朝を迎えてしまう
どんなに良かった時期を過ごしても
いまが駄目なら意味はない
ため息
息を吸い込んで
またため息
そうこうしているうちに
今日も日が暮れた
どうしても顔色に出てしまうことに
いつの間にか抵抗を感じなくなっていく
明るい未来を想像できなくても
無力感に苛まれても
時間は過ぎ
何度も朝を迎えてしまう
どんなに良かった時期を過ごしても
いまが駄目なら意味はない
ため息
息を吸い込んで
またため息
そうこうしているうちに
今日も日が暮れた
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