2012/12/16

ラインを引いて

冬特有の乾いた空気を

太陽の光が通り抜けて

僕らは照らされている

僕らだけのテラスで


帰り道

ゆっくりとしかもう歩けない老婆を

四人の自転車に乗った小学生が追い抜かしていく

言葉にならない思いが

どうしても言葉にできないまま残留する


人生

それぞれの人生がこの世界で

重なったり

重ならなかったりする

僕らはそんななか出会い

重なった

これからの人生に 真っ白な未来に

確証のないラインを引いていこう

それを辿れなかったとしても

結局は楽しめそうな気がするから


僕ら特有の空気を

きっと 太陽の光は通り抜けるんだろう


ずっと

雨涙

傘で雨をうけとめる 傘の下で落ちる涙を 地面がうけとめる

2012/12/12

喪失

ここに至るまでの

大いなる 喪失をどうか

自分自身に

忘れないでほしいって呟いた


このまま失うものがないほどに失うのもいい

持ちきれないほどの幸せをてにしてもいい


でも 忘れないで


僕は僕に言う

今が現実か夢か分からないほどの

そんな不確かな状況でも

それは必ず通るべき場所なんだってことを

逃げたくても

忘れないで



あの沈んだ太陽を背にしながらも

それでも進んだあの時を


無駄なんて思うことが

何よりも無駄だってことを



そして今日が終わり 明日が始まる

何もかもが止まらずに進んでいくこの世界で

2012/12/05

辿り着くこと

長い道程。 時間と歩みが同化する。

2012/12/03

根

ただ出会っただけの二人だけど

人間としての根が

人間としての奥深くで

一緒だといいね


それで

全部言わなくても伝わったり

仲が良いときも 悪いときも一緒で

振り幅がとんでもなく大きいのも

説明がつくんだけれど






目が覚めれば

覚めてはいけない

夢が覚めようとしている

どこかでそれが現実だって言い聞かせていたんだ


本当の夢のように

画像の外から見ていた自分が

覚めないでって祈っていたのに

希望という夢はもう

あなたとの非現実な関わりはもう

心のなかで終わりつつある


これからはどうやって

あなたと決別すればいいかを考えている

いつものように笑いながら

いつもとは違う現実を迎え入れようとする


独りぼっちという現実に戻るのはつらい

覚めて欲しくなかった夢をいつか

懐かしい想い出にできるだろうかなんて

覚めきっていないうちに思える自分に

ほんの少し笑った

2012/12/01

マフラー

大好きな人からもらったそれは

巻いていても 巻いていなくても

心をいつも暖かにしてくれる