2012/01/08

着替えどうすんだよ

マイナスイオンとかどうでもいいから

蚊が多い滝なんて行きたくないって言っていたのに

うわーすごいってはしゃぐ君

まくったズボンも びしょ濡れで

考えた末 滝に打たれやがった


着替えどうすんだよ ばか


止めないほうが悪いとか

もう口論する気にもならなくて

平らな石にすわって呆れ顔

君のかばんからこっそり


チョコを盗んでほおばる


ふと目があってこわばる


怒った君がふらす

大量の水が僕をぬらす


着替えどうすんだよ ばか

2012/01/07

心に栄養を

心に栄養をあげましょう

さんさんと降り注ぐ 太陽の光

優しく夜空に輝く 月の光


そして


あなたの 笑顔

友達の 優しさ


こんなにも溢れている栄養


それらを受け止めて 僕は生きている

気付かずにいたことも多いけれど

アンテナを向ければ ほら


ぼくもきっと あなたの栄養になれるはず

そうやって僕らは

互いに支えあって生きていけたらいいなあ

すれ違う車、別れた二人の

別れたあなたとすれ違う

目があったはずの二人

今はどちらも気づかない振り

互いの車はすごい早さで遠ざかる


こうなるはずの僕らは

笑っていた思い出も

一緒に乗り越えた困難も

大切に

ただ大切にしまってきたんだけど


ごめんね

あなたがずっと

好きでいられる僕じゃなくて

わかりたくないけど

わかるような

別れの原因




そして僕は

二つの先の交差点を右折した

僕が見た一番きれいな光景

青紫の朝焼けは

今日の始まりを予感させ

昇り来る太陽をつれてくる

黄色に限りなく近いオレンジ色が

ゆっくり頭を見せる頃

僕とあなたは

二人座って何を話したんだろう

初日の出

高校生だった僕ら

あの光景は

何年もたった今でも一番きれいで

僕の頭から離れない



青春の鮮烈な残光と

笑いながらかじった

チョコがたてた乾いた音



ねえ

僕らが今出会ったとしたら

何を話せるだろう?

2012/01/06

明日という風

時は常に前へと進む

あなたが止まっていても 動いていても

つらい過去が昨日のように思えるのは

あなたがそれを引っ張ってきているから

綱を断ち切れば

どんどん遠くへ行ってしまうはず

対面する次々の 明日が来ても

今日後ろを向いたままで どんどん昨日にしてしまうの?

チャンスは毎日訪れている 今も

目を開けていられないほどの 息が出来ないほどの

吹き付ける風のような明日が


...ほら!

空の裂け目に 貴方の声

一人になると

独りの重みに負けそうな時

ぼくは街に出かける

知らない人たちの流れに身を任せ

ゆらり ゆらりと宛てもなく歩くと

家でいるよりは 気が楽になる


ふと見上げた空に 雲の切れ目から降る太陽の光

貴方の声が 聞こえた気がした

負けちゃ駄目よって

聞こえた気がした

馬鹿

『皆、何で二人はそんなに仲がいいのっていうの

...どうする?』

 という質問に『このままで』と答えた馬鹿


本気かどうか知らないまま その会話は終わった

とっさに出る言葉はいつも

ホントの心を避けてしまう


ワンコールで出た電話に驚いて 『早いね』の後に

『大好きだから』といわれても

『誰が?』と聞く馬鹿

『...両方?』といわれてまでも

『上手いね』って返答をする大馬鹿


本気かどうか知らないまま その会話は終わった

とっさに出る言葉はいつも

ホントの心を避けてしまう


僕の手は自分で開けた穴だらけ

幸せの水はいつも 零れ落ちてばかり

それでも

幸せを願う僕は馬鹿でしょうか?